「整骨院・接骨院のチラシを作るポイントはなんだろう…」
「どんな広告規制に気をつけるべき?」
「集客効果が見込めるチラシを作りたい!」
新規集客に欠かせないチラシ。広告よりも安い費用で集客のコントロールがしやすいため、積極的に取り入れたい方法です。
しかし、挑戦してみようと思っても、なかなか上手く作れない方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、何十人もの治療家の月商を倍増させてきた治療院集客のプロである僕が、以下の内容を解説します!
- チラシを作成・配布するメリット
- チラシを作成する流れ
- 作成する際の注意点
- 効果的な配布方法
なお、整骨院を経営する宮崎先生は、チラシの内容や配り方を意識して147万円を達成しています。以下の動画では成功のノウハウをあますことなく聞いています。
チラシ集客で成功したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、僕の公式メルマガでは、ブログ記事では書ききれない実店舗経営に活かせる集客のノウハウを徹底解説しています。期間限定で有料級の特典もプレゼントしているので、ぜひお気軽にご登録ください!
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整骨院・接骨院がチラシを作成・配布する3つのメリット
整骨院や接骨院がチラシを作成・配布するメリットは、以下のとおりです。
- 売れる型をアレンジするだけで集客できる
- 認知から予約までのスピードが早い
- 集客のコントロールがしやすい
ひとつずつ解説します。
1. 売れる型をアレンジするだけで集客できる
チラシを作る際は、成功している他の整骨院・接骨院や似た業種のものをアレンジすることで、集客につながりやすくなります。
デザインや文章を0から考えようとすると、膨大な時間がかかるのでもったいないです…
チラシは、数ある集客方法の中でも費用がかからないので、開業してすぐの段階でもトライしやすいです。マーケティングについての理解が浅かったり、広告を打ち出すのが得意でなかったりする場合は、チラシを作成してみましょう。
2. 認知から予約までのスピードが早い
一般的に、新規の来客までには「知らない→知っている→興味を持つ→比較する→予約する」のステップを順に踏む必要があります。さらに、競合店舗と比較したうえで来店してもらうまでにはそれなりの時間がかかります。
Web広告はより多くの人の目に触れますが、目移りしがちなので印象には残りにくいんです…
しかし、チラシはWeb広告やホームページなどとは異なり、ポスティングや手渡しで確実に知ってもらえます。
また、紙媒体であるため、さまざまな情報が飛び交う新聞やインターネット上の広告よりもじっくり見てもらいやすく、関心を集めやすいのです。
3. 集客のコントロールがしやすい
チラシはかける資金の量にあわせて配布量を調整できるため、集客のコントロールがしやすいのが特徴。
新規を増やしたいときは多めに配布する・止めたいときは少なめに配布するなどの調整がしやすいです!
また、費用対効果にも優れており、低予算で大量印刷・配布が可能です。広告予算が少なくても高いリーチが期待できるので、コスパよく来院につながりやすい集客方法といえるでしょう。
整骨院・接骨院がチラシ作成前にすべき3つの準備
チラシを作成する前には、以下3つの準備をおこないましょう。
- 自店の強みを洗い出す
- 競合や近隣についてリサーチする
- ターゲットを設定する
これらの準備をしておくことで、チラシに記載すべき内容が明確になったり、高い集客効果を得られたりできます。ぜひ押さえておきましょう。
1. 自店の強みを洗い出す
競合と差別化を図るためには、自店の強みを洗い出すことが大切です。自店の魅力をアピールしやすくなり、足を運んでくれる顧客が増える可能性があります。
強みを見つけるには、既存の患者さんの傾向を分析してみましょう!
たとえば、以下の項目について特徴をピックアップしていきます。
- 性別・年齢層
- 症状
- 居住地
なお、患者さんの声を分析するのもおすすめです。「いつも院内がきれい」「スタッフ全員愛想がよい」など、高く評価されている内容が強みである可能性が高いです。
2. 競合や近隣についてリサーチする
チラシの集客効果を高めるには、競合や近隣についてのリサーチは欠かせません。主に以下の内容を調べましょう。
- 近くにどのような整骨院・接骨院があるか
- 近隣にはどのような世帯・年齢層の人が住んでいるのか
- 整骨院・接骨院の所在地の特徴はあるか(ビジネス街、住宅街など)
とくに、競合については念入りなリサーチが求められます。提供しているメニューや料金などを確認し、差別化を図ることが大切です。
「競合よりも自店が魅力的に感じる部分」をチラシに打ち出すだけでも、集客効果が高まることが期待できます!
3. ターゲットを設定する
ターゲットが明確であると、コンセプトに一貫性が生まれます。「誰に向けたチラシなのか」をはっきりすることが大切です。
ターゲットを設定する際には、以下の方法を実践しましょう。
- 顧客の属性を分類する(年齢・性別・職業・家族構成・所得)
- 顧客の地域を分類する(住所やその地域の気候・規模)
- 顧客の心理的特徴や行動的特徴を明確にする(購入基準・購入経路)
ターゲット設定があいまいだと、チラシに打ち出す内容にブレが生じます!
結果、集客効果が低下してしまうので、ターゲットは明確にする必要があります。
【テンプレート】整骨院・接骨院のチラシを作成する5ステップ
整骨院・接骨院のチラシを作成する流れは、以下のとおりです。
- チラシに入れるべき項目を理解する
- 掲載する文章を考える
- チラシの発注先を決める
- チラシの種類、部数を決める
- ライバルと差別化できる要素を盛り込む
ひとつずつテンプレートとあわせて解説します。
なお、反応率の高いチラシの作り方については、関連動画「チラシ作成初心者の為の反応をとるチラシ講座【治療院 接骨院 経営】」にまとめています。こちらもあわせてご確認ください!
1. チラシに入れるべき項目を理解する
チラシは、店舗の看板のような存在です。だからこそ、実際に足を運んでもらうために、以下の情報を確実に載せる必要があります。
- 来て欲しいターゲット層
- 自院の特徴(ターゲット層について具体的に説明する)
- 院での約束(チラシを持ってきたら割引するなど)
- 院長の顔写真
- 電話番号
- 地図
とくに、来て欲しいターゲット層は最初に目に入るところなので、しっかり作り込みましょう。
なお、以下の画像はチラシに入れる情報の位置をまとめたものです。
よくある失敗例が、1番上に自院の名前を書くケースですが、これだとじっくり読んでもらえません。なぜなら、店舗の名称に反応する人は、わざわざチラシがなくても来院する可能性が高いからです。
裏面には、これまでの実績や店舗のメッセージなどをまとめましょう。
2. 掲載する文章を考える
チラシに載せる文章を0から考えようとすると、膨大な時間がかかります。とくに、作り慣れていない方にとってはハードな作業なうえ、オリジナルだと必ずしも集客に結びつくとは限りません。
そのため、集客につながりやすいチラシを作るなら、成功している他店舗のものを参考にするのがよい方法です。
チラシの「売れる型」はある程度決まっているので、積極的に真似しましょう。
なお、以下の画像は僕は実際に使用していたチラシです。こちらもぜひ参考にしてみてください。
どうしても自分で文章を書くのが苦手な場合は、ランサーズやココナラで依頼するのがよいかもしれません。5,000〜1万円程度で請け負ってくれるので、空いた時間を他の作業に活用できます。
3. チラシの発注先を決める
インターネットで「印刷 通販 徹底比較」と調べると、印刷会社の比較サイトが出てきます。
その中から安いところを選ぶと、コスパよくチラシを発注できるでしょう。
4. チラシの種類、部数を決める
チラシの種類はA4サイズでコート90の両面フルカラー、初回の発行部数は3,000〜5,000部がおすすめです。
大量に作っても余ったらもったいないです。効果があったら1万部、2万部と増やしましょう!
なお、3時間でできる効果的なチラシの作り方は、関連記事「【もう迷わない】集客に効果的なチラシの作り方7ステップ!テンプレートにして効率化しよう」で詳しく解説しています。ライバルに差をつけるためにも、ぜひチェックしてみてください!
5. ライバルと差別化できる要素を盛り込む
発行してしばらくすると、似たようなチラシを見かけるようになるかもしれません。自院のチラシが埋もれてしまうように感じたら、差別化を図るチャンスです。
他のチラシとの違いをアピールするために、サイズや厚さを変えてみましょう!
「サイズをA4からB4にして分厚くする」「サイズをA3にして薄くする」などの工夫を加えることで、これまでとは違った反応を期待できるはずです。競合に負けない集客を続けるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
また、症状を記載してチェックリストを載せる方法も有効です。具体的な内容は、以下のとおりです。
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整骨院・接骨院のチラシ集客を成功させる3つのポイント
チラシは、ただ単に作成して配布するだけでは、効果は期待できません。こちらでは、チラシ集客を成功させる3つのポイントを解説します。
- 効果測定をして反応率を確認する
- SNSやホームページなどの誘導を意識する
- 目的別のチラシの型を用意しておく
「チラシを使っても集客効果を感じられていない」という方は必見です!
1. 効果測定をして反応率を確認する
反応率とは、指定したアクションを起こすために呼びかけられた人のなかで、実際にアクションを起こした人の割合を指します。
今回の場合は「チラシを配布して、来店してくれた患者さんがどのくらいいるのか」ということです!
効果測定をして、チラシによってどのくらい患者さんが来てくれたのかを確かめましょう。
チラシの反応率は、0.01~0.3%が目安とされています。1,000枚チラシを配布して、10~300人ほどの来店があればよいということです。
反応率が悪ければ、チラシの見出しを変えたり、ポスティングするエリアを買えたりなどの試行錯誤が求められます。
2. SNSやホームページなどの誘導を意識する
チラシを作成する際には、SNSやホームページへの誘導をしましょう。具体的には、QRコードを掲載するのがおすすめです。
顧客がさまざまな媒体で整骨院・接骨院のことを目にすると、意識してくれやすくなります。結果、足を運んでくれる可能性が高くなります。
たとえば、同じ化粧品をCMや雑誌の広告で見ると「ちょっと気になるな」と感じた経験はないでしょうか?
整骨院・接骨院の集客でも同じことです。チラシは、別媒体への誘導を意識して、顧客の目に触れる回数を増やしましょう。
3. 目的別のチラシの型を用意しておく
チラシの目的を分類すると、主に以下の2つに分けられます。
チラシの目的 | 概要 |
---|---|
認知拡大 | 整骨院・接骨院を知ってもらう目的 |
新規顧客獲得 | 整骨院・接骨院への来店を促す目的 |
認知拡大のチラシは、自店の紹介をメインにおこないます。一方、新規顧客獲得の場合は、割引クーポンやキャンペーンなどを掲載して来店を促しましょう。
このように目的にあわせてチラシの型を用意しておくことをおすすめします!
整骨院・接骨院のチラシに関する2つの注意点
整骨院・接骨院のチラシを作成する際の注意点は、以下の2つです。
- 売れる型は真似されやすい
- 同じチラシを配布し続けると飽きられる
ひとつずつ解説します。
1. 売れる型は真似されやすい
集客に成功しているチラシをずっと配布し続けていると、競合に「このチラシは反応率が高いんだな」と勘づかれてしまいます。
売れる型に基づいて作ったチラシを真似されると、新規顧客が他の店舗に分散してしまいます!
そのため、チラシの厚さや大きさを定期的に変えるなど、真似されない工夫を続けることが重要です。
2. 同じチラシを配布し続けると飽きられる
何度も同じチラシを配布すると、印象には残りやすいですが、いつしか飽きられてしまいます。
飽きられたら、集客効果は期待できません。新たな売れる型を探しましょう!
売れる型は、自分で作り出せるのが理想ですが、難しい場合は成功している他店舗のものを真似するのがおすすめ。
チラシ集客で飽きられないようにするには、定期的なアップデートが欠かせません。
整骨院・接骨院のチラシで禁止されている5つの広告規制
整骨院・接骨院がチラシを作成する際には、広告規制に注意しなければなりません。記載する内容が法律に触れると、罰則や営業停止処分などを課される恐れがあるためです。
こちらでは、チラシへの記載が禁止されている5つの内容を解説します。
- 誇大広告はおこなわない
- 比較優良広告に注意する
- 具体的な施術内容は掲載しない
- 経歴や実績は載せない
- 紛らわしい名称を使用しない
整骨院・接骨院を安全に経営していくためにも、ぜひ押さえておきましょう。
1. 誇大広告はおこなわない
誇大広告とは、広告の内容を大袈裟に表現し、誤解を招いてしまう内容の広告です。たとえば、以下のような表現は禁止されています。
- 肩こりが治ります
- ○%の人が効果を実感しています
- たった1回で治ります
「患者さんに足を運んで欲しい」という気持ちはわかりますが、誤解を招くような大袈裟な表現はNGです!
その他にも、効果や効能について記載するのも禁止事項なので注意しておきましょう。
2. 比較優良広告に注意する
比較優良広告とは、他の病院や診療所と比較して優良である旨の内容を掲載した広告を指します!
たとえば、以下の表現には注意しなければなりません。
- 顧客満足度NO.1
- 全国優良○○院
- A地区で1番
これらの表現は、患者さんを不正に引き寄せる恐れがあるため禁止されています。
3. 具体的な施術内容は掲載しない
施術に関する具体的な内容を広告にすることは禁止されています。たとえば「〇〇式矯正法」や「〇〇流施術」などを打ち出すのは控えましょう。
整骨院・接骨院でどのような施術をおこなっているかを宣伝したい方は多いと思うので、注意しなければなりません!
施術内容は、具体的に記載しないよう気を付けましょう。
4. 経歴や実績は載せない
チラシには、先生の経歴や実績は載せてはなりません。
「あはき法」という法律に抵触するためです!
具体的には、以下の内容がNGです。
- 施術中の写真やイラスト
- 施術者以外の写真
- 略歴、所属学会名
- 得意分野、経験施術数
- 院長・副院長などの肩書き
とくに施術中の写真を載せたい方は多いと思います。しかし、法律に触れるものなので、掲載するのは控えましょう。
5. 紛らわしい名称を使用しない
医療法第3条や医師法第18条では「紛らわしい整骨院・接骨院の名称を付けてはならない」とされています。
参照:医療法|e-Gov法令検索
たとえば「〇〇治療院・〇〇治療所」や「接骨医」などです。医師でなければ、このような名称を使用してはいけません。
紛らわしい名称を付けると、患者さんが「ここって病院なのかな?」と誤解してしまう恐れがあります!
禁止されている内容を掲載すると罰則を受けますが、意識しすぎて魅力的ではない広告を作成すると、まったく集客できないことになりかねません。
僕の公式メルマガでは、広告規制を遵守しつつ高い集客効果のあるチラシを作成する方法をお伝えしています。チラシを作成する時間や費用を無駄にしないためにも、ぜひお気軽にご登録ください!
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整骨院・接骨院のチラシの効果的な配布方法3選
整骨院・接骨院のチラシの効果的な配布方法は以下のとおりです。
- ポスティング
- 新聞折込
- 置きチラシ
順番に見ていきましょう。
1. ポスティング
ポスティングは、確実にチラシを手に取ってもらえる効果的な集客方法です。
配布するチラシは丁寧に折ると時間がかかるので、ポストに入るように軽く折れば大丈夫です。1回あたり、最低でも500枚のチラシを店舗周辺の住宅に撒きましょう。
たくさん撒くほど、新規のお客さんを早くゲットできます!
時間帯はいつでも構いませんが、新規が少ないうちはとにかく配布に集中するのがおすすめです。
なお、ポスティングのメリットについては、関連記事「【まずはこれ】ポスティングの5つのメリット!デメリットや効果を高めるコツを伝授」で詳しく解説しています。ライバルに差をつけるためにも、ぜひチェックしてみてください!
2. 新聞折込
新聞業者に電話すれば、朝刊や夕刊にチラシを折り込んでもらえます。コンタクトを取る際に、どれくらいの部数が必要なのか確認しておきましょう。
業者は多めに部数を伝えているという噂があるので、僕の場合は、いわれた部数×0.65を目安にしていました!
折り込みをお願いする業者はどこでも構いませんが、既存のお客さんが読んでいる新聞を参考にすると、高いリーチが期待できるかもしれません。
なお、効果的な折り込みチラシの作り方については、関連記事「【即実践】効果的な折り込みチラシの作り方!集客を安定させるテクニックも紹介」で詳しく解説しています。あわせて確認してみてください!
3. 置きチラシ
置きチラシは、近隣の飲食店やサロンなどにチラシを置いてもらう方法です。店舗に足を運び、依頼をします。
置きチラシの了承を得るためには、近隣の飲食店やサロンなどと関係を築いておくことが大切です。普段から顧客として利用したり、地域のコミュニティに属したりなどして、信頼関係を構築しましょう。
ぜひこの記事を参考にして、集客効果の高いチラシを作成してみてください!
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