「治療院開業の手順を知りたい!」
「開業にかかる費用ってどれくらいだろう…」
「軌道に乗るために気をつけるべきことは?」
治療院の開業には、多くの時間と金銭的なリスクが伴います。だからこそ、開業の流れや経営で意識すべきポイントを押さえておくことが、成功には欠かせません。
開業して成功するには、事前準備が大切です。ノウハウを理解し、同業者と差をつけましょう!
この記事では、治療院の開業に成功して毎月150万円以上を稼いでいた僕が、以下の内容を解説します。
- 治療院開業・経営の実態
- 治療院開業のメリット・デメリット
- 治療院開業・経営の流れ
- 開業にかかる費用と内訳
- 融資の活用について
- 軌道に乗せるためのポイント
治療院の開業で失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、僕の公式メルマガでは、ブログ記事では書ききれない実店舗経営に活かせる集客のノウハウを徹底解説しています。期間限定で有料級の特典もプレゼントしているので、ぜひお気軽にご登録ください!
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治療院開業・経営の実態
治療院とは、あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師・柔道整復師といった国家資格を持つ人が施術を行う施設のことです。
資格を保有していれば開業できるうえに、一人経営も可能なので自由度は高いです!
年収は売上や経費によって変動するので一概にはいえません。ただ、開業直後は年収400~600万円程度、多い人では700~800万円程度とされます。
治療院開業のメリット・デメリット
ここでは、治療院開業のメリットとデメリットを紹介します。
治療院開業のメリット
開業のメリットは、一人からでも始められ、収入が青天井であること。リピーターを確保し、単価アップもできたら、少ない経営日数でも効率的に収入を得られます。
また、施術を通してやりがいや生きがいを感じられるのもメリットのひとつです。雇われの状態とは異なり、特定の治療や書状の改善に特化できるので、自分の強みを活かした経営が可能です。
技術がすでに身についていてより収入をアップさせたいなら、独立を視野に入れるべきですね!
治療院開業のデメリット
もちろん、開業にもデメリットはあります。
そもそも年々店舗数が増えているため、競合が多く生き残るのは簡単ではありません。資格を取得していれば開業できるので、治療院はすでに飽和状態なのです。
長く経営を続けるのなら、差別化できる強みを考える必要があります!
また、治療院の仕事は体力的にハードです。怪我や病気を患って廃業するケースも少なくありません。一人経営だと、代わりがいないという点で大きなデメリットになり得ます。
治療院開業・経営の流れ7ステップ
治療院の開業の流れは以下の5ステップです。
- 開業に必要な資格を取得する
- コンセプトを考える
- ターゲット層を決める
- テナントを探す
- 設備を整える
- 集客方法を考える
- 必要な届出を出す
順に解説します。
1. 開業に必要な資格を取得する
治療院の種類によっても異なりますが、開業の際に資格を取得しなければならないケースがほとんどです。
代表的なものを以下にまとめました。
あん摩マッサージ指圧師 | マッサージ店の開業に必要 |
はり師 | 鍼灸院の開業に必要 |
きゅう師 | 鍼灸院の開業に必要 |
柔道整復師 | 接骨院・整骨院の開業に必要 |
どの資格も、国から決められた教育機関に3年以上通ったあと、国家試験に合格する必要があります!
これまでに資格を活用して働いていた方なら問題ないですが、そうでない方は必ず確認しましょう。
2. コンセプトを考える
治療院経営で成功するには、明確なコンセプトの設定が欠かせません。
なぜなら、コンセプトを決めることで、提供する治療・他院との差別化ポイント・患者さんに提供する価値なども定まるからです!
また、コンセプトを決めることでターゲットが明確になり、経営戦略も立てやすくなります。
今まで雇われとして治療に特化してきた場合、難しく感じるかもしれませんが、経営を行ううえで必要不可欠なプロセスなのです。
3. ターゲット層を決める
自分が集めたい患者さんが抱えている悩みを想定し、ターゲット層を決めます。このときに、悩みの幅が広いと印象に残りにくいので、腰痛や眼精疲労など、特定の悩みにフォーカスすることが非常に重要です。
ターゲティングすることで、来てほしい顧客が来店しやすくなると同時に、競合との差別化を図れます!
また、ターゲット層が決まれば、チラシ・ホームページ作成などの集客に向けた準備も進められるようになります。早い段階から「この症状といえばこの治療院!」と認知してもらえるような印象づくりに取り組みましょう。
4. テナントを探す
ほとんどの場合、自宅か賃貸物件が有力な選択肢になります。
自宅の場合は、初期費用をほとんどかけずに始められますが、生活感が伝わらないようにスペースを分けなければなりません。一方賃貸物件だと、好きな立地で治療院をオープンできますが、初期費用の負担は大きくなります。
どちらがよいかは人それぞれなので、理想の経営スタイルにあわせて選びましょう!
ちなみに、必ずしも駅近にこだわる必要はありません。駅近は家賃が高いうえに、近隣に大手が店を構えているケースが多いからです。
駅からのアクセスが多少悪くても、維持費が負担になりすぎないテナントを探してみてください。
5. 設備を整える
施術の内容によって変わりますが、以下の道具は必ずで揃えましょう。
- 患者さん用のベット
- 施術用のイス
- 施術用タオル
- ブランケット
- 患者さん用のイス
- アルコール消毒用のアルコール
- 体温計
- 問診票
- バインダー
また、お客さんに快適に過ごしてもらえるよう、清潔な空間をキープするのもポイントです。
清潔感がない治療院は、リピートにもつながりません!
6. 集客方法を考える
最初の頃は、複数の広告を継続することで、より多くのターゲット層に認知してもらう必要があります。ある程度認知が広がったら、集めたい人数によって広告の種類を変えてみてください。
新規集客の目標が10人未満ならホームページ、それ以上ならSNSを活用するのがおすすめです!
また、開業当初から情報を盛り込みすぎると、目に止まりにくい広告になってしまいます。徐々に情報量を増やすことで、ターゲット層に関心を持ってもらえるように工夫しましょう。
ここまでは開業の流れについて説明してきましたが、開業でよくある失敗の要因については、「【確認して】独立開業に失敗する7つの原因!実店舗経営のプロが倒産を防ぐポイントを解説」で解説しています。あわせて確認してみてください!
7. 必要な届出を出す
集客方法が決まれば、いよいよ開業に向けた最終準備です。ここでは、治療院を開業する際に必要な届出をまとめています。
提出のし忘れがないよう、必ず確認してみてください!
届出名 | 内容 |
---|---|
開業届 | ・開業から1ヶ月以内に税務署に開業届の提出 ・青色申告をする場合は、青色申告の申請書も提出 |
保健所への届出 | ・オープンの前に保健所に構造などの検査を受ける ・許可を受ける必要がある事前面談や開業届などの手続きを踏み、検査を受けることで完了する |
健康保険(療養費)の受領委任払いに必要な届出 | ・治療院で健康保険(療養費)の取り扱いをするための手続きも必要 ・申請団体に所属している場合は団体が行うが、個人で行う場合は自治体への確認が必要 |
また、これらに加えて消防署の検査も受ける必要があります。火災報知機や消火器などの防火設備の基準をクリアすることで、ようやく店舗での営業がスタートできるのです。
なお、僕の公式メルマガでは、治療院を開業して経営を軌道に乗せるために必要な集客方法を解説しています。
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治療院開業・経営にはいくら必要?かかる5つの費用と内訳
治療院の開業には400〜500万円ほどのまとまったお金が必要です。内訳は主に以下の5つです。
- 施術に使う道具
- 会計や予約などのシステム
- テナント
- ホームページや口コミサイト
- 広告宣伝費
ただし、テナント費用を抑えることで大幅に費用を抑えられます!
ひとつずつ解説します。
1. 施術に使う道具
先ほど紹介したベットやイスなどの設備はもちろん、場合によっては消毒用の機材や手洗い場なども用意する必要があります。どれくらいのグレードのものを購入するかによって変わってくるところですが、30〜100万円を見込んでおくと安心です。
ベットといった大きな設備はお金がかかるので、譲ってもらうと安く済ませられますよ!
2. 会計や予約などのシステム
会計やマーケティングツールの導入にもお金がかかります。個人で開業する場合、ツールの導入で施術以外の負担を軽減できるので、積極的に活用したいところです。
具体例として、レジ・オンライン上の予約・お問い合わせシステムが挙げられます!
アウトソーシングするとなると、数十万円かかることもあるので、大きな出費になります。いろいろな会社のものを検討することで、低予算かつ使い勝手のよいものが見つかるはずです。
3. テナント
結論、テナントにお金をかけすぎる必要はありません。
先ほども述べたように、駅近や地価の高いエリアは大手に取られやすいうえに、維持費が膨らんでしまうからです。そのため、家賃10万円程度の賃貸物件か自宅のスペースを選ぶのがおすすめです。
内装にも維持費がかかるので、あまりこだわらないほうが負担を減らせます!
4. ホームページや口コミサイト
新規顧客は、来店前にホームページや口コミをチェックしているケースが非常に多いです。そのため、ホームページの開設や口コミサイトへの登録は、開業前に行っておくと慌てずに済みます。
ホームページが出てこないと、「本当に営業しているのかな?」と不安になる方もいるかもしれません。
ホームページは5〜数十万円で開設でき、口コミサイトの登録費用は月額5,000円〜10,000円が目安になります。
なお、ホームページ集客については関連記事「【成功する】ホームページ集客の手順7STEP!効果を上げるコツや上手くいかない原因も解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
5. 広告宣伝費
広告宣伝費は集客を行ううえで不可欠です。
とくに注目を集めやすい開業のときこそ、広告宣伝に力を入れるべきです!
どんなによい立地に店舗を構えたとしても、ターゲットに適した広告を打てなければ、自院の強みを活かせる集客はできません。
内装や仕入れの予算を抑えてでも、広告宣伝費にはしっかりお金をかけるようにしてみてください。
治療院を開業するなら融資の活用がおすすめ
テナントの料金を抑えることで自己資金のみで開業しようとする方がいますが、あまりよい方法ではありません。自己資金のみの場合、広告宣伝にまで十分な予算が割けず、中途半端な結果になるケースが多いからです。
開業しても、チラシやホームページなどで集客しないと気づいてもらえません!
そのため、開業時には、銀行の融資を利用するのがおすすめです。
日本政策金融金庫だと、創業時の特別借り入れがあるので、手元のお金が少なくても心配いりません。
なお、僕の無料メルマガでは、費用対効果の高い集客のテクニックや僕が治療院時代に使っていたチラシを紹介しています。コスパよく集客を成功させたい方は、ぜひ登録してみてください!
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治療院開業・経営に失敗せず軌道に乗せる7つのポイント
治療院を開業して軌道に乗せるには、7つのポイントがあります。
- 交友関係を絞る
- ネット上の立地を狙う
- 市場をリサーチしてニーズを探す
- 勝ち方を知る
- 速攻型と積み上げ型の集客を実践する
- 他院との差別化を意識する
- 複数の広告を活用する
地元で長く経営している競合や膨大な予算がある大手と差別化し、自院のポジションを高めるのは簡単なことではありません。スピーディーに結果を出すために、ぜひ参考にしてみてください。
また、関連動画「治療院開業のファーストステップでまずすべきこと【治療院 接骨院 経営】」でも、開業時のコツを詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. 交友関係を絞る
開業の期間は、店舗を軌道に乗せることに注力すべきです。生産性を高めて売上アップを目指すために、交友関係は絞りましょう。
友人を増やしたいなら、店舗経営のノウハウがある同業者がよいです!
たとえ親しい友人でも、開業経験がないならよいアドバイスは期待できません。たまに会って昔話に花を咲かせるくらいの距離感を目指してみてください。
2. ネット上の立地を狙う
一人経営で高単価の集客を行いたい場合、駅近といった条件はあまり有利に働きません。
駅近に店を構えた場合、2,000〜3,000円程度の治療院なら通りすがりのお客さんの来店を期待できますが、高単価だと立地がよいだけでは来店動機につながらないからです。
立地に関わらず「この治療院だから通いたい」と思ってもらう必要があります!
そのため、地域や症状などのカテゴリでネット検索したときに、上位に出てくるような場所を探しましょう。
お店としての強みをしっかりアピールできていれば、多少アクセスが不便なところでも集客が可能です。
3. 市場をリサーチしてニーズを探す
店舗のある地域でどんな治療院が求められているのかリサーチするのは、成功のための重要なステップです。需要があるにも関わらず、地域に不足している分野を強みにすることで、高単価でも通いたいと思える存在を目指せるでしょう。
徹底的な地域密着のスタンスが重要です!
関連記事「【知らないとヤバい】整骨院を開業しても儲からないといわれる5つの理由!成功するコツや集客方法を解説」では、顧客のニーズを読み取ることの必要性を解説しています。あわせて確認してみてください!
4. 勝ち方を知る
自分のやりたいように経営するというスタンスは非常に危険です。もちろん「やりたいから起業する」というマインドは、開業するうえでは欠かせません。
しかし、開業したあとに軌道に乗せたいのなら、上手くいっている同業者を真似する姿勢が求められます。彼らの意見や考え方を取り入れることで、勝ち方を知っていきましょう。
勝ち方を知れば、売上はどんどん増えていきます!
売上を伸ばすコツや目指すべきルーティンに関しては、関連記事「【これがすべて】売上が伸びない3つの理由!飛躍的に伸ばす重要ポイントやルーティンを解説」で解説しています。あわせて読んで、勝ち方についての理解を深めてみてください!
5. 速攻型と積み上げ型の集客を実践する
集客には速攻型と積み上げ型の2つのタイプがあります。
速攻型 | 初回割引や期間限定のキャンペーンなど、すぐに結果が出る集客タイプ |
積み上げ型 | ・時間をかけて予約に呼び込む集客方法 ・腰痛の治し方やおすすめの筋トレ方法などの価値ある情報を届けて信頼してもらう |
速攻型は行動してすぐに反応を得やすいですが、定期的に打たなければなりません。一方で積み上げ型は成果が出るまでに時間がかかりますが、続けることで多くの集客を見込めます。
まずは速攻型で集客して売上を伸ばし、新規集客が10名以上になってから積み上げ型を取り入れてみてください。
6. 他院との差別化を意識する
デメリットのところで説明した通り、治療院は年々増加しており、すでに飽和状態です。
競争が激しい業界だからこそ、長期的に経営するためには他院と差別化しなければなりません。具体策としては、特定の治療に特化したり、顧客の悩みに寄り添う問診スタイルを確立したりすることが挙げられます。
エリア内の競合の分析はしっかり行っておきましょう!
顧客のニーズを理解したうえで、改善できる治療を自院の強みとしてアピールすることが大切です。
差別化の具体策は関連記事「【競合を突き放す】差別化を図る5つの方法!おすすめツールや成功事例を解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
7. 複数の広告を活用する
ポスティングやSNSなどの複数の広告を併用することで、潜在顧客の記憶に残りやすくなります。広告同士の誘導を意識することで、接触のタイミングを増やせるからです。
しかし、さまざまな広告の内容を0から考えるのは簡単なことではありません。他院のチラシやSNSなどをチェックすることで、よいと思った型があれば積極的に導入しましょう。
ただし、丸パクリにならないよう、自分の言葉でまとめる作業は欠かせません。
潜在顧客に広くアピールできるよう、積極的に広告を活用してみてください。
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