「鍼灸院を開業したい!」
「開業するために何をすればいい?」
「失敗せずに運営するにはどうすればいい?」
鍼灸院を開業する場合、必要な費用や成功事例を知っておくとイメージがしやすくなります。
少しでも早く成功したいのであれば、事前にイメージを膨らませておくことが大切です!
事前に何も知らず開業してしまうと、ノウハウ不足で挫折しやすくなるので注意しましょう。
この記事では、整骨院を開業して毎月150万円以上を稼いでいた僕が、以下の内容を解説します。
- 鍼灸院を開業する際の流れ
- 開業前にやっておくべきこと
- 開業に必要な費用
- 補助金・助成金一覧
- 失敗せず成功するコツ
「鍼灸院の開業に失敗したくない」「少しでも早く成功したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、僕の公式メルマガでは、ブログ記事では書ききれない実店舗経営に活かせる集客のノウハウを徹底解説しています。期間限定で有料級の特典もプレゼントしているので、ぜひお気軽にご登録ください!
\ 現在1万人以上が登録中! /
高単価治療やリピートに役立つ6大特典もプレゼント
鍼灸院を開業する際の流れ5ステップ
鍼灸院を開業する際、以下の流れで始めてみましょう。
- 資格を取得する
- 事業計画や資金計画を立てる
- 資金調達を行う
- 広告や宣伝媒体を考える
- プレオープン期間を設定する
いずれも必須の手順なので、早期に理解しておくことが大切です。
1. 資格を取得する
鍼灸院を開業するためには、国家資格であるはり師・きゅう師の資格が必要です。
受験資格を得るために、以下のいずれかの手段を取ってみてください!
- 鍼灸系の専門学校を卒業する
- 鍼灸学科がある4年制大学を卒業する
- 3年制短大を卒業する
また、あわせて開業場所の選定や鍼灸院の名前も考えておくと良いでしょう。
2. 事業計画や資金計画を立てる
安定した運営を実現するのはもちろん、融資を受けるのであれば事業計画や資金計画の十分な作り込みが大切です。作り込みが甘いと、融資審査に通りません。
また、テナントかマンションの一室を使うのか、スタッフや受付の有無などで話が大きく変わってきます!
事前にコンセプトづくりを徹底し、そこから必要な資金がどのぐらいなのか割り出すようにしてみてください。
3. 資金調達を行う
鍼灸院を開業するのであれば自己資金の用意はもちろん、融資の申請も考えるのが大切です!
融資で調達できると、自己資金で足りない部分をカバーしやすくなります。融資を受ける際は、日本政策金融公庫、民間の金融機関の詳細をチェックして申請するのが一般的です。
また、他にも補助金や助成金も申請すると、さらに資金をカバーしやすくなるのでおすすめです。「小規模事業者持続化補助金」「創業補助金」などを活用して、資金を確保しましょう。
4. 広告や宣伝媒体を考える
集客のためには、広告や宣伝が必須です。
集客が足りないと、顧客が定着せずすぐに売上が頭打ちになります!
開業する前に、広告や宣伝媒体を考えておくのが大切です。鍼灸院でとくにおすすめな媒体として、以下の4つが挙げられます。
- ホームページ
- チラシ
- SNS
- MEO
いずれも初心者でも取り組みやすい集客方法なので、早期に知識を身につけてみてください。
5. プレオープン期間を設定する
プレオープン期間があると、地域の人々に鍼灸院の存在を周知させられます。
地域の方に施術を体験してもらってフィードバックを得られるのが、大きなメリットですね!
実際のオープン時により良いサービスを提供できるようになるので、プレオープンは必須です。無料体験キャンペーン、1コインなど人が来やすくなるようなキャンペーンを展開して、プレオープンの集客を行ってみましょう。
鍼灸院の開業前にやっておくべき5つのこと
鍼灸院開業までの流れが理解できたら、開業前にやっておくべきことを確認します。具体的には以下の5つです。
- 実務経験(保険診療をおこなう場合)
- 施術管理者研修の受講(保険診療をおこなう場合)
- 保健所への相談
- 開設届の提出
- 立入検査の対応
順に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 実務経験(保険診療をおこなう場合)
保険診療をおこなう予定であれば、開業前に1年間の実務経験が必要です!
資格取得後「はり」「きゅう」または「あんまマッサージ指圧」でそれぞれ1年間の経験が必須要件です。
ただし、保険診療をおこなわない場合は、鍼灸師の資格があれば開業できます。
2. 施術管理者研修の受講(保険診療をおこなう場合)
保険診療をおこなう場合は施術管理者研修も必要です。
16時間の講義を2日間以上かけて受講します!
研修では保険請求方法のほか、的確な施術をおこなうための心構えなどを学びます。
3. 開業前に保健所へ相談
開業が決まったら、開業予定地を管轄する保健所に出向いて、アドバイスを受けるのがおすすめです。
店舗の構造設備や清潔管理設備について、あらかじめ基準内容を把握しておくとスムーズに準備できるからです。
地域によって基準内容が異なるので気を付けてくださいね!
工事に取り掛かってから相談に行くと、レイアウト変更で余分な出費が必要になる場合もあるので注意しましょう。
4. 開設届の提出
鍼灸院を開業したら、10日以内に開業届を管轄の保健所に提出してください。その際、施術所内のベッドや機械類などの配置図、施術所の周辺地図などが必要になります。
あらかじめ保健所に必要書類の確認をしてから出向きましょう!
5. 立入検査の対応
開業届を提出したら、保健所の担当者による立入検査があります。
構造設備や防火設備などの基準を満たしているか確認するためです!
立入検査で問題がなければ、無事開業が認められます。
なお、僕の公式メルマガでは、鍼灸院の開業に役立つノウハウをはじめとする有料級の情報を配信しています。いまなら期間限定で特大プレゼントも用意していますので、興味のある方はぜひ登録してみてください!
\ 現在1万人以上が登録中! /
高単価治療やリピートに役立つ6大特典もプレゼント
鍼灸院の開業に必要な費用
鍼灸院の開業に必要な費用は、300〜800万円ほどです。
1/4程度が自己資金になることが多いので、100~200万円程度用意するのがおすすめです!
必要な資金の内訳として、以下の表を参考にしてみてください。
内訳 | 必要な資金 |
---|---|
施術器具 | 約3万円 |
テナント料 | 約100〜400万円 |
運転資金 | 1ヶ月あたり約100万円 |
広告費用 | 約8〜10万円程度 |
あくまでも目安なので、自分のコンセプトとも照らし合わせて算出するのが重要です。
鍼灸院の開業資金が乏しい場合は自宅開業or出張専門を検討
鍼灸院を開業するにあたり、費用の捻出が難しい場合は以下のような選択肢があります。
- 自宅で開業
- 出張専門で開業
それでは順に見ていきましょう。
1. 自宅で開業
開業資金が心もとない場合、自宅で開業すればテナント料を節約できます。ただし、自宅で開業すると鍼灸院の存在が認知されにくいので対策が必要です。
開業前からSNSで地域の人々と交流を深め、鍼灸院の開業をアピールして積極的に集客をおこないましょう!
集客方法は関連記事「【これが最強】治療院経営を成功させる5つの戦略!おすすめの集客方法や成功事例も解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. 出張専門で開業
自宅での開業も難しい場合は、出張専門の鍼灸師として活動することも可能です!
その場合は開業届ではなく「出張業務開始届」の提出が必要です。
なお、往診の範囲は、住民票の自宅を拠点として片道16km以内に限定されます。
【一覧】鍼灸院の開業に利用できる補助金・助成金
開業資金が足りない場合は、補助金や助成金の活用も検討してみましょう。鍼灸院開業の際に利用できる主な制度を紹介します。
補助金・助成金の種類 | 目的 | 補助対象 | 補助率 | 最大支給額 |
---|---|---|---|---|
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者の販路開拓や生産性向上を支援 | 店舗改装費用/設備導入費用/広告宣伝費用など | 2/3 | 通常枠の場合:50万円 |
ものづくり補助金 | 革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセス改善に向けた設備投資を支援 | 設備導入費用/システム構築費用など | 小規模事業者の場合:2/3 | 18次の場合:5人以下で最高1,100万円 |
地域雇用開発助成金 | 地域の人の雇用を支援 | 不動産購入費用/不動産貸借費用/工事費用など | – | 設置・整備費用300万~1,000万かつ対象労働者の増加人数が3(2)~4人の場合:50万円 |
IT導入補助金 | ITツールの導入を支援 | 端末購入費用/電子カルテなどのソフト購入費用など | PC・タブレットの場合:1/2 | PC・タブレットの場合:10万円×グループ構成員数 |
商工会議所に行くと、いろいろ相談に乗ってもらえますよ!
鍼灸院の開業に失敗せず成功するための5つのコツ
鍼灸院の開業に失敗せず成功するためのコツとして、以下の5つが挙げられます。
- 付き合う人を変える
- 周りと違うことをやる
- 成功事例のプロセスを見る
- 速攻型集客と積み上げ型集客を並行して行う
- 成功者から学ぶ
いち早く鍼灸院で成功したいのであれば、すべて押さえておきましょう。
1. 付き合う人を変える
いままでの人脈でずっとつるんでいても人生は変わらないので、付き合う人を見直してみてください!
とくにだべって過ごすような人とは、極力会わないことが大切です。余計な時間を過ごしていると、自分の成長につながりません。
たとえば、毎月100万円以上稼いでいる人と付き合うことを意識すると、勉強になることをたくさん聞けます。稼げる思考法も身についてくるので、自分の交友関係は都度見直すように心がけましょう。
2. 周りと違うことをやる
周りがやっていないことをあえてやることに価値があります。
王道の集客と、他がやらない集客方法を並行するとより成功に近づきやすくなりますよ!
とくにマーケティング塾やコンサルタントから教えてもらえる集客方法を意識すると、ライバルを出し抜けます。他の人が知らない方法を教えてもらえるので、地域で一番の鍼灸院を目指せるでしょう。
既存の集客手法に縛られず、成功者から積極的に学んで成功への近道を歩んでみてください。
3. 成功事例のプロセスを見る
世の中では多くの成功事例が紹介されていますが、結果のみ見ていると上手くいきません。
成功へのプロセスを知ることで自分で試せるようになるので、どのように成功したのかチェックしましょう。ただ見ているよりも、圧倒的に勉強になります。
「どのような集客方法を使っているのか」「マインドを持っているのか」といった点は重点的にチェックしてください!
4. 速攻型集客と積み上げ型集客を並行して行う
集客方法には速攻型と積み上げ型の2つのタイプがあり、並行することが大切です。並行して取り組まない限り、お互いのデメリットを打ち消せません。
それぞれの違いは、以下のとおりです!
種類 | 概要 | 集客例 |
---|---|---|
速攻型 | ・出せばすぐに売上が上がる ・継続しないと十分な効果が出ない | チラシ、広告など |
積み上げ型 | ・時間をかけて予約に持ち込む ・効果が出るまで時間がかかりやすい | SNS(LINE、Instagramなど) |
どちらか片方だけだと、集客効果を高められず成功から遠ざかってしまいます。並行して、集客の安定度を高めることに努めてみてください。
5. 成功者から学ぶ
独学だと、知識の習得に時間がかかります。その間にライバルに抜かれて巻き返せなくなり、成功への道が閉ざされてしまう可能性があるので注意が必要です。
無理に独学で進めず、店舗経営やマーケティングで成功した人から指導してもらうのが一番の近道といえます。
成功者から指導してもらうと、より早く売上アップにつなげられますよ!
なお、僕の公式メルマガでは、月商100万円を達成するセミナー動画、売れるチラシのテンプレートなどを配布しています。店舗経営に自信がないのであれば、ぜひ以下のリンクから無料登録して受け取ってみてください!
\ 現在1万人以上が登録中! /
高単価治療やリピートに役立つ6大特典もプレゼント
鍼灸院の開業で気を付けるべき4つの条件
鍼灸院を開業するには、さまざまな基準をクリアしておく必要があります。ここでは、以下の4点について解説します。
- 広告内容
- 施設の名称
- 構造設備基準
- 指導基準
基準を満たさないと開業できないので、いまのうちに確認しておきましょう。
1. 広告内容
鍼灸院の広告は内容が細かく規制されているので、違反しないように注意が必要です。たとえば、以下の内容については広告に記載できないことになっています。
- 治療の効果効能
- 料金
- 施術者の技能や施術方法、経歴
- どこへ行っても治らなかった方、あきらめないで当院へお越しください
- あなたの痛みに本気です、痛みの原因を探します
- 症状に合わせた治療
- 一人ひとりに最善の施術
- お子様連れでもお気軽にご来院ください
記載可能な表現かどうかは判断が非常に難しいため、詳細は保健所に確認しましょう!
2. 施設の名称
鍼灸院の名称は、病院や診療所との紛らわしさを避けるために、さまざまな制限が設けられています。
たとえば「〇〇はり科医院」「姓+治療院」などというように「科」が付いたり、施術の名称を付けずに「治療院」を名乗ったりすることは認められていません。
看板を発注する前に、保健所に使用可能な名称かどうか確認しましょう!
3. 構造設備基準
施術室の広さやレイアウト、設備などは構造設備基準を満たす必要があります。
近年基準を厳格化している保健所が増えているため、開業している知人や内装業者の話をうのみにせず、必ず管轄の保健所に確認してくださいね!
万が一、立入検査でNGが出ると、レイアウト変更で余分な出費が必要になるので注意しましょう。
4. 指導基準
構造設備基準のなかには、保健所の裁量にゆだねられている部分があるため、必ず管轄の保健所に内容を確認してください。
保健所によっては、非常に細かい基準を設けているところもあります。
レイアウトが決まり次第、保健所に図面を持って行ってアドバイスを求めることをおすすめします!
鍼灸院を開業する際におすすめな集客方法3選
鍼灸院を開業する際には、集客が重要です。お客さんを集められなければ、経営破綻してしまうでしょう。
こちらでは、おすすめな集客方法として以下の3つを厳選しました。
- チラシ
- ホームページ
- SNS
いずれも鍼灸院の集客に必須の方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
1. チラシ
チラシ集客は、アナログな方法なのでだんだんとやらないクリニックが増えています!
チラシは低予算かつ、見てもらいやすい集客媒体です。速攻でできるのも大きな強みなので、やらない手はありません。
とくに売れるテンプレートを使って実施するとスタートダッシュを切れるので、集客を始める場合はあらかじめダウンロードするのがおすすめです。
売れるテンプレートは、関連記事「【テンプレートつき】鍼灸院のチラシの作り方3ステップ!作成時のコツや注意点も解説」でダウンロードできます。すぐに使えるので、ぜひ導入してみてください!
2. ホームページ
Googleといった検索エンジンは、未だに強い集客源です。
鍼灸院に通うかどうか最終的な判断をする人が多いので、作成は必須といえます!
ただ、作成するだけでは意味がなく、十分な集客効果を発揮できません。「見出しを魅力的にする」「読者の悩みを洗い出す」などの工夫を徹底したうえで、ホームページを公開しましょう。
本格的なホームページ運営術を知りたいのであれば、関連記事「【成功する】ホームページ集客の手順7STEP!効果を上げるコツや上手くいかない原因も解説」がおすすめです。ノウハウをまとめているので、ぜひチェックしてみてください!
3. SNS
SNSは継続して運用すると、費用をかけずとも強力な集客源になります。とくに最初は運用難易度の低いLINE、Instagramを優先してやるのがおすすめです。
集客のコツを掴めたらYouTube、TikTokをやるとさらに盤石な集客体制を築けます。
どの媒体でも自分が何の専門家なのかアピールして、アプローチするように心がけてみてください!
これからSNS集客を始める際は、関連記事「【即実践】SNS集客を成功させる7つのコツ!おすすめのプラットフォームや成功事例を解説」を読んでみると良いでしょう。SNS集客に必須なテクニックを網羅しています!
鍼灸院開業の成功事例3選
鍼灸院開業の成功事例として、以下の3つをピックアップしました。
- 鍼灸整体院
- はり灸院 仁
- HaRick 美容鍼灸整体
すべて僕が指導してきた方達なので、どのように変化したのかチェックしてみましょう。
1. 鍼灸整体院
鍼灸整体院は、愛知県にあるクリニックです。入塾前は月商12万円と、売上のアップが見込めない状況が続いていました。
広告経由で僕のことを知ってくれて、その後はYouTubeを見て学んでくれたそうです!
対談動画や他の成功事例を見て、自分もできると確信し入塾を決意してくれました。入塾後は集客の徹底はもちろん行動量も大きく変化して、月商108万円稼げるようになるまで成長しています。
2. はり灸院 仁
はり灸院 仁は、神奈川県相模原市にあるクリニックです。初めは集客のノウハウがわからず、ポスティングをただ撒いているだけでした。
入塾後は正しいノウハウを習得して、チラシを撒く量が1,000枚・10,000枚に増え行動量が変化します。施術単価を倍以上にするという大胆な行動にも出ていますが、リピート率は9割を超えており月商120万円にまで到達しました。
正しいノウハウを学んで成功した事例のひとつといえますね!
3. HaRick 美容鍼灸整体
HaRick 美容鍼灸整体は、大阪府堺市にあるクリニックです。元から100万円台の月商がありましたが、さらなる売上向上のために入塾を決意します。
僕の塾の内容に共感してもらったことが、入塾につながったそうです!
入塾後は、ホームページといったWeb集客を強化するのはもちろん、患者さん目線に立つことを意識し始めます。結果的に新規集客や患者さんの満足度向上に成功し、月商200万円台に突入しました。
なお、ここで紹介した3つ以外の成功事例を僕の公式メルマガで紹介しています。他にも月商100万超えの集客方法を学べるPDF、セミナー動画も無料配布しているので、以下のリンクから登録して受け取ってみてください!