「整骨院・接骨院をこれから経営したい」
「どのようなビジネスモデルにすればいいの?」
「集客方法についても知りたい!」
整骨院・接骨院をこれから運営する場合、事前にビジネスモデルを想定しておく必要があります。事前にビジネスモデルを理解したうえで事業計画を立案すると、失敗しにくくなります。
前川 雅治ここの見極めが甘いと、経営がうまくいかなくなるので要注意です!
この記事では、整骨院を開業して毎月150万円以上を稼いでいた僕が、以下の内容を解説します。
- 整骨院・接骨院の現状
- 儲かる仕組み
- ビジネスモデル構築ステップ
- 儲かる整骨院・接骨院の共通点
- 集客を成功させるコツ
- 成功事例
僕のコンサル生の愛媛県で整体院を経営している濱田先生は、奥さんの実家に帰省する関係で、1ヶ月のうち10日しか営業できない時期がありました。



その際に、1日の最高売上は120万円、10日で売上400万円を達成しました。
成果を出せた要因のひとつが、顧客のニーズに合わせて毎回院内のポップ(販売促進アイテム)を変えたことです。
これにより、顧客の興味をひけて追加サービスの購入につながっています。
「これから始める治療院事業を失敗させたくない」「早い段階から安定させたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!


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整骨院・接骨院は儲かる?業界の現状を解説


整骨院・接骨院は参入しやすい一方で、競合が多く、収益面で課題を抱えやすい業界でもあります。
事前に業界の現状を把握しておけば、開業後に直面しやすい課題や、収益が伸び悩む要因を理解しやすくなります。
- 競合の推移
- 平均年収
業界の実態を把握し、今後どのような視点で経営やビジネスモデルを考えるべきかが見ていきましょう。
1. 競合の推移
整骨院・接骨院は人気が高く、依然と供給過多になっている傾向です。
- 柔道整復師の人数:2012年~2022年の10年間で約1.3倍
- 施術所の数:2012年~2022年の10年間で約1.2倍
このように、年々施術所の数は増加しており、すでに飽和している状況です。その背景には、初期投資が比較的少なく、参入障壁が低いという業界構造があります。
今後も施術所の数は増えていくと予想されるため、競合が多い中で「どのように自院を選んでもらうか」という視点を持った経営が欠かせません。
2. 平均年収
以下は、整骨院・接骨院で働く人の平均年収を日本の給与所得者全体と比較したデータです。
| 職種・区分 | 平均年収 |
|---|---|
| 整骨院 | 405万円 |
| 接骨院 | 385万円 |
| 給与所得者全体 | 460万円 出典:令和5年分民間給与実態統計調査|国税庁 |
これらを比較すると、整骨院・接骨院の平均年収は、全体平均と比べて低い水準にあることが分かります。
現場で働く施術者の技術や経験に関わらず、業界全体として収益面で厳しさを感じやすい構造になっている点は、理解しておく必要があるでしょう。
整骨院・接骨院でライバルに差をつけたいと考えているのであれば、関連記事「整骨院・接骨院経営は儲かる!年収アップを実現する10の成功戦略を解説」もおすすめです。
実践的なノウハウや成功事例も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!


整骨院・接骨院が儲かる仕組み


整骨院・接骨院が儲かる仕組みとして、以下の3つが挙げられます。
- 顧客数×施術単価×頻度で売上が決まる
- 自費・継続設計で客単価を伸ばす
- 顧客との関係性を構築し安定収益を生む
ひとつずつ詳しく解説します。
1. 顧客数×施術単価×頻度で売上が決まる



多くのクリニックが、最初は施術による収益からスタートします。
ただし、治療だけに依存すると、将来的に収益が伸び悩むリスクがあります。整骨院は施術者が治療を行わなければ売上が発生しない「労働集約型」のビジネスだからです。
整骨院の売上=施術単価 × 来院人数 × 来院頻度
この式から分かるように、施術単価が一定であれば来院人数や来院頻度を増やさない限り、売上は大きく伸びません。
しかし、治療だけを提供している院では差別化が難しく、価格や来院頻度を上げにくいのが現実です。
そのため、後述する治療だけに依存せず「客単価を伸ばす施策」や「顧客との関係の構築」を取り入れることが重要になります。
2. 自費・継続設計で客単価を伸ばす
整骨院は、治療だけで終わらせず、自費メニューや継続的な通院につなげることで、客単価を伸ばせます。その一例が、治療後の状態に合わせたトレーニングの提案です。
治療を終えた人におすすめなトレーニングを紹介すると、継続につながりやすくなります。本人の症状に合ったトレーニングを提案すると、受け入れてもらえる可能性がアップします。



誰でも短期間ででき、ライバルよりも結果が出るメニューを考えることが何よりも大切です!
たとえば、腰痛が一旦治った顧客であれば、体幹トレーニングがおすすめです。ライバルのメニューも参考にしながら、自院オリジナルのメニューを考えて顧客に提案してみてください。
3. 顧客との関係性を構築し安定収益を生む
単発の来院で終わらせず、顧客との関係性を継続的に構築することが、整骨院・接骨院の収益を安定させるポイントです。
そのためには、自院の商圏内にいる顧客との接点を持ち続ける仕組みが欠かせません。



継続して収益を上げるためには、自分の商圏にいるリストを取りましょう。
さらなる顧客の獲得にもつながるのはもちろん、今後広告が使えない時代が来ても対応できます。
実際、年々Web広告のルールは厳しくなっており、以前よりも宣伝がしにくくなっているので、広告に依存したビジネスモデルは非常に危険です。



LINEやメルマガなどを活用し、潜在顧客を顕在顧客に変えられるように教育していきましょう!
なお、治療院全般で使えるビジネスモデルや集客のコツについて、僕の公式メルマガで情報発信しています。
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整骨院・接骨院で収益が上がるビジネスモデル構築の3ステップ


整骨院・接骨院で収益が上がるビジネスモデルの構築は、以下の3ステップです。
- 魅力的な初回施術メニューで新規顧客を集める
- リピート向けのメニューで固定費を回収する
- 高価格帯の自費メニューで利益をつくる
ひとつでも欠けてしまうと、収益が伸び悩んだり、経営が不安定になったりする可能性があります。すべてのステップをしっかり把握しましょう。
ステップ1:魅力的な初回施術メニューで新規顧客を集める



整骨院・接骨院で収益を伸ばすには、まず新規顧客に来院してもらう仕組みが必要です!
その入口となるのが、初回施術メニューです。顧客が「この院に通う価値があるか」を判断する最初の接点であり、ここで信頼を得られるかどうかが、その後のリピートや自費メニューにつながります。
初回施術メニューの目的は、利益を出すことではありません。
自院の施術内容や考え方を知ってもらい「ここなら継続して通いたい」と感じてもらえる顧客と出会うことが目的です。
初回施術メニューの内容は魅力的にしつつ、来院のハードルを下げる料金設定が必要です。初回施術を投資と捉え、リピートにつながる設計を行うことで、安定した収益モデルの構築に近づけるでしょう。
初回メニューで利益を重視しなくてOKな理由については、関連動画「初回料金が安くても回数券が売れる理由【治療院 接骨院 経営】」でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてください!
ステップ2:リピート向けのメニューで固定費を回収する
この段階の役割は、院の売上を安定させ、固定費を回収できる状態をつくることです。
重要なのは、リピート向けメニューの売上で、家賃や人件費などの固定費をまかなえるラインを超えることです。



このラインを下回ると、経営は不安定になりやすくなります。
ステップ3:高価格帯の自費メニューで利益をつくる
最後のステップではリピート顧客に向けて高価格帯の自費メニューを提供し、利益を生み出しましょう。
継続的な施術によって信頼関係が築かれているため、高価格帯でも無理な売り込みをせず、自然に選ばれやすくなります。
また、すでに固定費が回収できている状態のため、売上の多くが利益として残りやすいのが特徴です。
多くの整骨院・接骨院が収益面で伸び悩む背景には、高価格帯メニューが用意されていない、もしくは提供までの流れが整っていないケースがあります。
儲かる整骨院・接骨院の共通点3選


整骨院・接骨院の経営は、同じ地域、同じような施術内容であっても、収益に差が生まれます。
実際に成果を出している院には、共通する考え方と取り組みがあります。
- ターゲット設定を明確にしている
- 自費診療を活用している
- 現状分析と改善を繰り返している
これらの共通点を知ることで、自院の経営において何を見直すべきかが明確になります。ぜひ、現在の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。
1. ターゲット設定を明確にしている
儲かる整骨院・接骨院は以下のようにターゲットを具体的に設定しています。
- 30代〜40代の働く女性の肩こり・腰痛専門
- スポーツをする中高生の怪我・メンテナンス専門
ターゲット層を明確にすることで、競合との違いが分かりやすくなり、顧客から選ばれる理由もはっきりします。
また、ニーズに特化したサービスを提供しやすくなることもメリットのひとつです。



専門性が高まり、施術内容に見合った価格の提案もしやすくなります。
2. 自費診療を活用している
儲かっている整骨院・接骨院は保険診療に加え、自費診療を取り入れることで収益性を高めています。



保険診療は売上が伸びにくい仕組みのため、自費診療を取り入れることで客単価を引き上げやすくなります。
具体的には、次のような「保険適用外であっても価値を感じてもらいやすい」サービスを提供しています。
- 骨盤矯正
- 美容鍼
- パーソナルトレーニング
また、保険診療で来院した顧客に対して、慢性痛や骨盤の歪みといった潜在的な悩みを丁寧に汲み取り、根本的な改善を目的とした自費メニューを提案しています。
自費メニューは価格設定の自由度が高いうえに利益率も比較的高いため、経営の安定や他院との差別化につながりやすい点もメリットです。



ぜひ自費メニューを取り入れてみてください!
なお、整骨院・接骨院の自費メニューへの移行については、関連記事「整骨院・接骨院が自費メニューへ移行する4ステップ!取り入れるメリットや料金相場を解説」で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。


3. 現状分析と改善を繰り返している
儲かる整骨院・接骨院では、定期的に数値を確認しながら現状を把握し、改善を重ねている点が特徴です。
具体的には、次のようなポイントを継続的にチェックしている傾向があります。
- 売上や来院数などの数値データ
- 顧客満足度や施術・対応への反応
- 競合の動きや自院の立ち位置



これらをもとに感覚だけに頼らず、数値や事実をもとに改善の判断を行っている点が、成果を出している院の共通点です。
整骨院・接骨院の集客を成功させる7つのコツ


整骨院・接骨院の集客を成功させるコツは、主に以下の7つです。
- 複数の広告を打ち出す
- 広告同士の誘導を意識する
- 問診のテクニックを極める
- 速効型と積み上げ型を併用する
- 魅力的な広告を意識する
- 費用対効果の高い広告で宣伝する
- 読み手の感情をイメージする
どの媒体で宣伝する場合でも必須のテクニックなので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 複数の広告を打ち出す
自分のクリニックを宣伝する場合、ひとつの媒体ではなくチラシやホームページ、SNSなどあらゆる媒体で宣伝するのがおすすめです。



多くの媒体で宣伝すると、その分露出が増えて人々の記憶に残りやすくなります!
ひとつの媒体のみで宣伝するよりもアプローチできる層が広がるので、さらなる集客につなげられるのがメリットです。まずは低予算でも始められる施策から着手し、並行して集客を行ってみてください。
ホームページやSNSとあわせて、とくに低予算で始めやすいのがチラシ集客です。
具体的な作り方や注意点については、関連記事「【反応率UP】整体院のチラシで集客数を12倍にする方法!」をご覧ください。


2. 広告同士の誘導を意識する



広告同士の誘導は、新規顧客への接触数を増やすのに効果的な施策です!
たとえば「チラシ→LINE」「Instagram→YouTube」など、積極的に誘導していきましょう。複数の媒体で教育することで、自分のクリニックの顧客になってくれる可能性が高まります。
また、反応が取れている事例を真似すると、反応率がアップします。ライバルの事例も参考にしながら取り組んでみてください。
3. 問診のテクニックを極める
問診を極めると、相手から具体的な情報を聞き出せるようになります。おすすめは以下の4つの項目を聞き取ることです。
- ここに来た目的は何ですか?
- あなたが本当に解決したい問題は何ですか?
- 問題を解決するためにどんなことをしてきましたか?
- 解決するにはどうすればいいと考えていますか?
リピート率の向上につながるので、早期にテクニックを覚えておきましょう。
問診のコツは関連記事「【極意】問診のコツ10選!聞くべき項目や3つの成功事例を徹底解説」でより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!


4. 速効型と積み上げ型を併用する
集客方法には速攻型と積み上げ型の2つのタイプがあり、どちらか片方ではなく並行して進めていくことが大切です。並行して行うと、より早い段階で集客が安定します。



速攻型と積み上げ型の違いは、以下のとおりです!
| 種類 | 概要 | 集客例 |
|---|---|---|
| 速攻型 | ・出せばすぐに売上が上がる ・継続しないと十分な効果が出ない | チラシ、広告など |
| 積み上げ型 | ・時間をかけて予約に持ち込む ・効果が出るまで時間がかかりやすい | SNS(LINE、Instagramなど) |
どちらか片方だけだと、集客効果を安定させられません。バランスを考えて、集客を行ってみてください。
5. 魅力的な広告を意識する



自院のカラーにあわせて、魅力的な広告を考えることが大切です!
ライバルの広告をそのままパクってしまうと、自然と埋もれやすくなってしまいます。埋もれてしまうと、費用をかけて集客している意味がありません。
成功例を参考にするのも大切ですが、字体や改行の使い方を工夫して、オリジナルの広告をつくりましょう。
6. 費用対効果の高い広告で宣伝する
かけた費用に対して売上がいい広告を選ぶと、無駄にコストを支払う必要がなくなります。



コストパフォーマンスの良い広告を増やしていくと、うまくいきやすいです!
うまくいった広告の例があれば、ほかの広告でも参考にしてみるとより効果を高めやすくなります。
コストパフォーマンスに優れた広告を増やして、理想的な集客体制を構築してみてください!
7. 読み手の感情をイメージする
読み手がイメージできるように考慮していない広告は、受け入れてもらえません。読み手の感情を考えることで変化を感じられるようになり、興味を持ち始めてくれます。
たとえば、腰痛の改善に訴えかけるのであればどのような治療法を行うのか、具体的に記載することが大切です。



自院がターゲットとする顧客が何に悩んでいるのか考えて、広告に落とし込んでみてください!
整骨院や接骨院などは、治療だけのビジネスモデルで運営し続けていると安定性に欠けてしまいます。
とくに近年では広告規制も厳しくなっているので、広告以外の手法で顧客を囲い込むことが重要です。
儲かる整骨院・接骨院のビジネスモデル成功事例3選


最後に儲かる整骨院・接骨院のビジネスモデルの成功事例を3つ紹介します。
- 藤本先生|SNS活用で月32万円→120万円達成
- 美濃山先生|2坪半の整体院が売上100万安定
- 吉川先生|月150万円→230万円に成長
成果を出している人を参考に、自分のビジネスモデルに活用してみてください。
1. 藤本先生|SNS活用で月32万円→120万円達成
山口県で整骨院を開業した藤本先生は、理学療法士としての経験を活かしながら収入の安定とシングルファザーとしての生活を見据え、独立を決意しました。
開業前からInstagramを活用して、地域の店舗や住民とのつながりを少しずつ築いていった点が特徴です。SNSを通じた情報発信が来院のきっかけとなり、開業初月から継続的に顧客を獲得しています。



もともと月商32万円だったところ、月商120万円に成長しました!
さらに、新規顧客を毎月10名も獲得しており、安定した成果を出しています。
2. 美濃山先生|2坪半の整体院が売上100万安定
東京都立川市にある整体院の美濃山先生は、開業当初は売上が安定せず悩んでいたところ、僕のコンサルを受講されました。



コンサルをきっかけに経営の方向性が明確になり、月商100万円を達成するまでに成長しました。
現在では、収益面でも安定した運営ができています。
成果につながった要因として、学んだ内容をそのまま実践し、ポスティングやSNSを活用した集客を地道に積み重ねた点が挙げられます。
3. 吉川先生|月150万円→230万円に成長
愛知県春日井市にある治療院の吉川先生は、もともと月商150万円を安定して達成していましたが、現状に満足することなく、さらなる成長を目指してコンサルに関心を持つようになりました。
技術面だけでなく、接客や顧客との向き合い方を見直した結果、売上は230万円まで伸びています。
このように経営の視点を取り入れることで、さらに大きな成長につなげることが可能です。集客や施術だけでなく、ビジネスモデル全体を見直すことが、次のステージへのカギになるでしょう。
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