柔道整復師の将来は高い！5つの理由や身につけたいスキルを解説

「柔道整復師の資格を取得しようか迷っている」
「将来性はあるの？」
「成功するにはどうしたらいいのだろう？」

柔道整復師は、骨折や脱臼などケガの治療や運動指導をおこなう医療技術職です。国家資格であり、医療だけでなく介護やスポーツなどの分野で活躍が期待できます。

とはいえ、柔道整復師に将来性はあるのか不安に感じている方が多いのではないでしょうか。資格を取得するには、大学や専門学校に通って受験資格を得る必要があるため「本当に必要なのか」と躊躇してしまいますよね。

この記事では、柔道整復師の将来性について

• 高いといわれる理由
• 注意すべき点
• 成功のノウハウ

などを解説します。

最後まで読むことで、柔道整復師になるべきか判断ができ、かつ、安定して収入を得る方法がわかるでしょう。

実際、僕のコンサル生である森先生は、柔道整復師の資格を取得して整体院を開業しています。マーケティングスキルを活用して、月430万円以上の売上を達成しています。

柔道整復師の将来性が高いといわれる5つの理由

柔道整復師の将来性は高いといわれています。主に以下5つの理由があるためです。

• さまざまな活躍の場があるから
• 求人倍率が高く就職しやすいから
• 独立開業が可能だから
• 国家資格のため信頼性が高いから
• 高齢者が増加傾向にあるから

順番に見ていきましょう。

1. さまざまな活躍の場があるから

柔道整復師の就職先は、主に以下のとおりです。

ひとつの分野でスキルを極めるのはもちろん、幅広い経験を積んだ治療家を目指せます。柔道整復師の資格を持っていることで、キャリアの選択肢が広がるのはメリットといえるでしょう。

2. 求人倍率が高く就職しやすいから

厚生労働省によると、2021年度における全国ハローワークの柔道整復師の有効求人倍率は3.31倍です。つまり、1人の求職者に対して、3つ以上の求人があるということです。
参照：一般職業紹介状況（令和4年3月分及び令和3年度分）について｜厚生労働省

ちなみに、全体の有効求人倍率は1.16倍です。このデータから、柔道整復師は就職しやすいといえます。

3. 独立開業が可能だから

主に、接骨院や整骨院を開業できます。

柔道整復師の平均年収は、正社員の場合、約378万円です（求人ボックス給料ナビ調べ）。

しかし、独立開業することで、さらに大きく稼げる可能性があります。実際、僕の受講生である接骨院や整骨院の先生は、年間1,000万円稼いでいる方も珍しくありません。

とはいえ「どうやって独立すればよいかわからない」と考える方は多いのではないでしょうか。

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4. 国家資格のため信頼性が高いから

柔道整復師になるためには、国家資格の取得が必要です。大学や専門学校で3年以上学び、定められた課程を修了しなければなりません。

さらに、近年の国家試験合格率は50～60％と低めです。

5. 高齢者が増加傾向にあるから

総務省の発表によると、65歳以上人口は総人口の約29.3％です。
参照：統計からみた我が国の高齢者｜総務省

現代の日本は、高齢者が増加傾向にあります。若年層よりも骨折や捻挫などをしやすいため、柔道整復師の需要が高くなると予想できます。

柔道整復師はやめたほうがいい・食えない？将来性に関する4つの注意点

柔道整復師の将来性は高い傾向にあります。しかし、気をつけたいポイントがあることも事実です。

こちらでは、柔道整復師の将来性に関する以下4つの注意点を解説します。

• 給料が見合っていないケースがある
• 競争が激しく飽和状態である
• 独立しても稼げない可能性がある
• 不正請求が社会問題となっている

とくに「柔道整復師になれば稼げるだろう」と考えている方は危険です。ぜひチェックしておきましょう。

1. 給料が見合っていないケースがある

当時の収入は、額面が月25万円、年収にすると360万円です。仕事が終わるのが22時くらいだったため、仕事に対して給料が見合っていないと感じていました。

僕は勤務していたときとは異なり、近年では職場環境の改善をしようという傾向にあります。しかし、ハードワークかつ給料が少なくなるケースがあることを覚えておきましょう。

2. 競争が激しく飽和状態である

柔道整復師になる人は、増加傾向にあります。

厚生労働省の「令和2年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況」では、2020年の柔道整復師（柔整師）の就業者数は7万5,786人です。10年前（2010年）のデータと比べると、およそ2.5万人増えていることがわかります。

競争が激しいからこそ、柔道整復師としての差別化が求められます。

3. 独立しても稼げない可能性がある

柔道整復師の資格があれば、接骨院や整骨院を独立開業できます。しかし、開業して生き残るのは厳しい可能性があります。

このデータから、年々廃業数は増えていることがわかります。つまり、なにも対策を取らなければ廃業する危険性が高いということです。

とはいえ、どのような戦略を打ち出したり、ビジネスモデルにしたりすればよいのかわからない方は多いのではないでしょうか。
　
整骨院の経営については、関連記事「【成功事例あり】整骨院の経営は厳しい？潰れる理由や生き抜くためのコツを解説」にて詳しく解説しています。「独立開業して生き残りたい」と考えている方は、あわせてチェックしてみてください！

4. 不正請求が社会問題となっている

柔道整復師の施術で健康保険が使えるのは、主に以下の治療に限られています。肩こりや腰痛などは保険適用外です。

しかし、一部の柔道整復師が保険適用外の症状を捻挫などと偽って報告し、不正に療養費を請求するケースが問題となっています。

このようなネガティブなイメージが患者さんに定着すると、柔道整復師の将来性に影響を及ぼす可能性が考えられます。

柔道整復師と理学療法士どっちがいい？3つの違いを解説

柔道整復師と似ている職業として、理学療法士が挙げられます。両者とも患者さんに触れたり、治療を行ったりするため、違いがわからない方も多いのではないでしょうか。

こちらでは、柔道整復師と理学療法士の違いを以下3つの観点から解説します。

• 治療の目的
• 施術内容
• 開業権の有無

順番に見ていきましょう。

1. 治療の目的

一方、理学療法士は、患者さんの全体的な身体機能の回復と向上を目的としています。日常生活動作の改善や将来的な障害の予防にも焦点を当てて治療を行っているのが特徴です。

簡単にまとめると、柔道整復師は特定の損傷部位の治癒に重点を置いているのに対して、理学療法士は患者さんの全身の機能と生活全般を考慮しています。

2. 施術内容

柔道整復師は、整復法や固定法、後療法を中心に施術を行います。理学療法士は、主に運動療法と物理療法を駆使し、関節の動きや筋力の向上などの改善を図ります。

3. 開業権の有無

将来的に開業を考えている場合は、柔道整復師に軍配が上がります。

柔道整復師は、外傷治療において独自の判断で施術を行える唯一の医師以外の職種です。骨折や脱臼などの症状に対し、一定の範囲内で自らの専門知識をもとに適切な治療を提供できます。

一方、理学療法士は必ず医師の指示のもとで治療を行う必要があります。医師の診断と指示なしには、患者さんへの治療を開始できません。

このように開業をしたい場合は、柔道整復師の資格取得が好ましいです。

とはいえ「独立なんてできるのか」「本当に稼げるのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

僕のメルマガでは、柔道整復師として成功するための情報を発信しています。ノウハウを実践した方の中には、月商100万円を超えた先生も多くいます。

柔道整復師の将来性に不安を抱えている人におすすめのマーケティングスキル5選

こちらでは、知っておくべきノウハウを5点紹介します。

1. 速効型と積み上げ型を併用する
2. 成果が出ている広告の真似をする
3. 問診のテクニックを身につける
4. 患者さんの気持ちを考えて行動する
5. リピーターの獲得を意識する

なお、マーケティングスキルについては、関連記事「【効果的】集客を成功させるマーケティングのコツ！今すぐやめるべきやり方TOP5も紹介」でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください！

1. 速効型と積み上げ型を併用する

集客の方法には、速効型と積み上げ型の2種類があります。それぞれの概要は以下のとおりです。

種類	メリット	デメリット	例
速攻型	取り組んですぐに効果が実感できる	継続的しなければ効果が出ない	チラシ、ポスティング
積み上げ型	効果が出るまでに時間がかかる	将来的に少ない労力で集客できる	SNS

2つの集客方法を併用することで、お互いのデメリットを補えます。そのため、より高い集客効果が期待できるのです。

また、積み上げ型であるSNSを利用すれば、さまざまなユーザーから認知される可能性が高いです。

SNS集客のノウハウは関連記事「【即実践】SNS集客を成功させる7つのコツ！おすすめのプラットフォームや成功事例を解説」で解説しています。ぜひご覧ください！

2. 成果が出ている広告の真似をする

柔道整復師が集客をする際には、まずは成果が出ている広告を真似しましょう。成功する確率が高いためです。

集客をスタートして間もない頃は、ノウハウが浅い状態です。その状態から画像制作をしたり広告を打ったりしても、効果は見込めません。

集客の成功率を高めるには、実際に反応が取れている広告を参考にして、まったく同じものを作成しましょう。たとえば、Instagramなら投稿内容やプロフィールに記載している文章などを真似します。

オリジナリティを出すのは、集客の実感ができてきてからでも遅くありません。

3. 問診のテクニックを身につける

そのため、なんとなくおこなうのではなく、テクニックを身につけましょう。主に、以下の内容を問診時に聞くことが大切です。

これらの質問をすることで、患者さんを深く知れます。さらに、患者さん自身が「悩みを解決できていない」と自覚でき、治療の重要性を理解してくれるでしょう。

なお、問診時のテクニックについては関連動画「【問診完結版】リピート率9割実現のファンを量産する整体院最強問診7STEP」にて紹介しています。「自信を持って問診ができていない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください！

4. 患者さんの気持ちを考えて行動する

マーケティングのポイントは、受け手の気持ちになることです。柔道整復師の場合は、受け手は患者さんとなります。

患者さんの目線になって行動すれば、感情の変化を感じられるようになります。そのため、集客力の向上が期待できるのです。

患者さんの気持ちを考える際には、専門家として「こうだろう」と決めつけるのはNGです。素人目線で考え、感情の変化を汲み取ることを意識してみてください。

5. リピーターの獲得を意識する

柔道整復師として店舗を経営するのなら、リピート率の向上を目指しましょう。継続した収入が見込め、経営が安定しやすくなります。

リピーターを獲得するためには、患者さんに価値を感じてもらうことが大切です。

柔道整復師が価値を生み出すためには、主に以下の内容を意識してみてください。

新規顧客の獲得と並行して、リピーターの増加にも力を入れることが大切です。

なお、僕のメルマガでは、治療家向けに成功のノウハウを余すことなく発信しています。「月商100万円を達成したい」「安定して毎月10名以上の新規顧客を獲得したい」と考えている方は、ぜひ登録をしてみてください！