「柔道整復師はどんな人が向いているの?」
「柔道整復師になったらどんな仕事があるのかな?」
「自分に向いている仕事を見つけて、やりがいを持って働きたい!」
柔道整復師は「手に職を付けたい」「人に喜ばれる仕事をしたい」とお考えの方に人気のある職業です。また、独立開業が可能なのも魅力のひとつです。
しかし、医者や看護師と比較すると知名度が低いため、仕事内容を具体的にイメージしにくいかもしれません。そのため、自分に向いているかどうか判断できずにお困りの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、治療院経営のプロである僕が、柔道整復師に興味をお持ちの方に向けて以下の内容を解説します!
- 柔道整復師に向いている人・向いていない人の特徴
- 似ている職業
- 主な就職先
- 柔道整復師になる方法
- メリット・デメリット
- 独立開業をおすすめする理由
ぜひこの記事を参考に柔道整復師の仕事内容を正しく理解し、仕事探しの参考にしてみてください!
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柔道整復師に向いている人の5つの特徴
柔道整復師が向いている人には以下のような特徴があります。
- 相手の気持ちに寄り添うのが得意
- 話を聞き出すのがうまい
- 手先が器用
- 向上心があり知識の習得に貪欲
- 清潔感がある
順番に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 相手の気持ちに寄り添うのが得意
柔道整復師のところへ来る患者さんは「痛い」「不自由」といった悩みを抱えているため、相手の気持ちに寄り添って心の負担を軽くしてあげられる人が向いています。
たとえば、患者さんに「膝が痛いんです」と言われたときは「そうですか」と受け流さずに「膝が痛いんですか。おつらいですね」と、いったん気持ちを受け入れてあげます!
普段から、家族や友人に納得のいかないことを言われても否定せずにいったん受け止め、それから自分の意見を言える人は柔道整復師に向いているでしょう。
2. 話を聞き出すのがうまい
人の話を聞き出すことが上手な人は、柔道整復師に向いています!
ただ単に症状を聞き取るだけでなく「日常生活で具体的にどのように困っているか」「どのような状態を目指したいか」まで聞き出せないと、最終的に満足してもらえません。
具体的には、以下のような人が柔道整復師に向いています。
- 話しすぎない
- 相手が言ったことをオウム返しして同調する
- 相手のペースに合わせる
- 柔らかい表情で相手を見ながらあいづちを打つ
これらを自然におこなえる人は、柔道整復師に向いているでしょう。
3. 手先が器用
柔道整復師は、手先が器用だと技術の習得が早い傾向があります。
負傷した部分をギプスや包帯で固定したり、テーピングをほどこしたりすることが多いからです!
また、柔道整復師は手技による施術が多いため、手の感覚が敏感な人は骨や筋肉の状態をつかみやすく、正確な施術をおこなえます。
4. 向上心があり知識の習得に貪欲
柔道整復師は向上心があり、知識の習得に貪欲な人が向いています。医療分野は日進月歩で変化していくので、学び続けることが欠かせない職業だからです。
現状に満足することなく研究熱心な人は、柔道整復師に向いている性格だと言えるでしょう!
5. 清潔感がある
柔道整復師は直接患者さんの体に触れる職業なので、清潔感があることは必須条件です。
衛生面だけでなく身なりにも気を配りましょう!
また、患者さんはトイレや受付窓口周辺の美しさ、ベッドやタオルの臭いなどにも敏感です。常日頃、身の回りを清潔に保つ習慣のある人は柔道整復師に向いているでしょう。
そのほか、柔道整復師に向いている人の特徴は関連動画「【嫌われる】治療家に絶対必要な言語化スキルとは?」で解説しています。ぜひご覧ください!
柔道整復師に向いていない人の5つの特徴
ここまで柔道整復師に向いている人の特徴を解説してきましたが、逆に「向いていない人」というのは、どのような人でしょうか。
ここでは5つの特徴を紹介します。
- コミュニケーションを取るのが苦手
- 忍耐力がない
- 偉そうで威圧感がある
- 臨機応変に対応できない
- 健康や体力に自信がない
それぞれ、順に解説します。
1. コミュニケーションを取るのが苦手
コミュニケーションを取るのが苦手な人は、柔道整復師として働くのは難しいかもしれません……
施術をおこなう前に、まずは患者さんとの対話を通じて信頼関係を構築することが不可欠だからです。
円滑なコミュニケーションが取れないと、患者さんとの間で誤解が生じてトラブルの原因になりかねません。柔道整復師にとって、コミュニケーション能力は必須スキルだと言えるでしょう。
2. 忍耐力がない
柔道整復師はさまざまなタイプの患者さんと向き合う必要があるため、忍耐力も求められます。
また、ほかのスタッフと連携する必要がある職場では人間関係も複雑になるので、やはり忍耐力はあるに越したことはありません。
合わない人とでもお互いを理解し合えるよう努力していると、自分の器が大きくなっていくのが実感できますよ!
3. 偉そうで威圧感がある
患者さんは不安な気持ちを抱えて来院してくるので、柔道整復師が偉そうで威圧感のある態度だと、萎縮してしまってリピートしてもらえません。
患者さんに安心して来院してもらえるよう、親しみやすい雰囲気作りを心がけましょう!
人に「怖い」と言われたことがある人は、その印象を払拭できるように工夫してみてください。
4. 臨機応変に対応できない
柔道整復師は状況に応じて柔軟な判断力が求められるため、臨機応変に対応できない人は信用をなくしてしまうかもしれません!
同じような症状の患者さんでも人によって経過や受け止め方が異なるので、その患者さんに適した施術を選択する必要があります。
また、説明の仕方も患者さんの性格に合わせて工夫しないと、トラブルの原因に発展することもあります。医療現場で働くからには、臨機応変な対応力を身に付けておきましょう。
5. 健康や体力に自信がない
柔道整復師の仕事は体力を消耗するので、健康な人でなければ続けるのが難しくなるかもしれません。長時間立ちっぱなしで、何人もの患者さんに施術するケースが多いからです。
また、柔道整復師が病弱だと患者さんに頼りなく思われてしまいます。
患者さんのお手本になれるように、健康と体力向上に努めましょう!
なお、柔道整復師の仕事については、関連記事「【原因究明】整体師はやめとけと言われる5つの理由!目指すメリットや職種を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
柔道整復師に向いている人は似ている職業もチェックしておこう
柔道整復師の仕事内容を正しく理解するために、初心者が混同しやすい以下2つの職業と比較しながら解説します。
- あん摩マッサージ指圧師
- 理学療法士
それでは順に見ていきましょう。
1. あん摩マッサージ指圧師
柔道整復師もあん摩マッサージ指圧師もどちらも国家資格ですが、目的や施術方法に違いがあります。
それぞれの違いを表で確認してみましょう。
職業 | 柔道整復師 | あん摩マッサージ指圧師 |
---|---|---|
目的 | 外傷の治療 | 慢性症状の改善 |
症状 | 骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷など | 肩こり・腰痛・膝痛など |
施術方法 | 整復法・固定法・後療法など | あん摩・マッサージ・指圧など |
柔道整復師はけがの治療、あん摩マッサージ指圧師は慢性的な不調の改善を目的として施術をおこないます。
ただし、柔道整復師が自費診療(保険外診療)で施術する場合は、肩こりや腰痛などの慢性症状も診ることが可能です!
2. 理学療法士
理学療法士も国家資格ですが、柔道整復師とは目的や仕事内容がまったく異なります。
柔道整復師と理学療法士の違いを確認してみましょう。
職業 | 柔道整復師 | 理学療法士 |
---|---|---|
目的 | 外傷の治療 | リハビリ |
勤務先 | 整骨院・介護施設・スポーツ施設など | 主に病院(その他、医療福祉施設・介護施設など) |
仕事内容 | 整復や固定など | 動作練習・歩行練習など |
柔道整復師はけがの治療を主におこなうのに対し、理学療法士は身体機能が低下した人を対象に社会復帰できるようサポートします!
柔道整復師が向いている人の主な就職先5選
柔道整復師の国家資格に合格したら、どのような就職先があるのでしょうか。ここでは、柔道整復師の主な就職先を5つ紹介します。
- 整骨院
- 介護施設・リハビリ施設
- スポーツジム・スポーツチーム
- 医療機関
- 独立開業
ひとつずつ解説します。
1. 整骨院
柔道整復師の就職先として、最もポピュラーなのは整骨院や接骨院です。
ひと昔前まで、柔道整復師の勤務先と言えば整骨院の一択でした!
現在は競争が激化して廃業に追い込まれた院も多いものの、地元の人に人気の院も健在です。整骨院によって福利厚生が大きく異なるため、勤め先の選定は慎重におこないましょう。
2. 介護施設・リハビリ施設
介護施設やリハビリ施設は法律で機能訓練指導員の配置が義務付けられているので、柔道整復師の需要が高まっています。
整骨院と比較すると専門外の仕事を要求されるケースがありますが、経営が安定しているのが大きなメリットです。
介護業界はさまざまな職種の人たちと連携して働けるので、スキルの幅を広げたい方におすすめです!
3. スポーツジム・スポーツチーム
最近はスポーツトレーナーとして、スポーツジムに就職したり、プロスポーツチームのトレーナーとして働いたりする道も開けています!
けがの応急処置をしたり、目的に応じた運動メニューの作成をしたりするのが主な仕事内容。ほかの就職先と比較して休日が少ない傾向がありますが、将来スポーツ施設の開業を目指している人にはおすすめの就職先です。
4. 医療機関
柔道整復師が医療機関に就職する場合は、リハビリ担当として患者さんの機能回復訓練をおこなうケースが大半です。
レントゲンの画像診断に立ち会える職場であれば、スキルアップが期待できます!
ただし、柔道整復師としてけがの治療をする機会がない点は考慮しておきましょう。
5. 独立開業
柔道整復師は医師のように、独立開業をする権利が認められています。数年間整骨院で経験を積んだ後、整骨院や自費診療の治療院を開業する人が増えています。
独立すると経営能力が必須になるので、経験者からアドバイスを得られる環境下で開業するのがおすすめです!
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柔道整復師になる方法
柔道整復師になるには、以下のステップを踏む必要があります。
- 高校卒業
- 政府指定の養成施設(大学・短大・専門学校など)を卒業
- 国家試験に合格
実技試験は在学中に実施されるので、国家試験は筆記試験のみです。
2023年3月に実施された国家試験の合格率は約50%でした!
柔道整復師として働くメリット・デメリット
柔道整復師として就職できたらどのようなメリット・デメリットがあるのか、確認しておきましょう。
順番に解説しますので、仕事選びの参考にしてみてください。
1. 柔道整復師として働くメリット
柔道整復師として働く主なメリットは以下のとおりです。
- 活躍できる場所が多い
- 独立開業できる
- 女性も活躍できる
近年、女性の柔道整復師も増えてきています!
2. 柔道整復師として働くデメリット
柔道整復師として働くデメリットもチェックしておきましょう。
- 体力が必要
- 資格保持者が多く競争が激しい
- コミュニケーション能力が低いと苦労する
「柔道整復師はやめとけ」という人もいますが、独立開業して経営を軌道に乗せられれば、非常に魅力的な仕事です!
柔道整復師に向いている人は独立開業を目指そう
柔道整復師として、将来大きく成功したい人は「自費診療を中心とした治療院を経営する」ことをおすすめします。
ここでは、柔道整復師の独立開業について以下の内容を解説します。
- 独立をおすすめする理由
- 柔道整復師を目指すなら独立を視野に入れて経験を積もう
ぜひ参考にしてみてください。
1. 独立をおすすめする理由
整形外科の受診が一般的になって整骨院の保険医療が難しくなっている昨今、柔道整復師の将来性について疑問を持つ声も耳にします。
実は柔道整復師は、正しいやり方を知って独立開業すれば非常に夢のある職業です!
- やりがいを持って働ける
- 収入アップが期待できる
- 自分のやり方で施術できる
ただし、経営知識のない人が自己流で開業した場合、集客に失敗して廃業する人が多いのも事実です。開業する場合は、経営のプロに指導を仰ぎながら準備を進めましょう。
なお、整骨院の開業プロセスについては、関連記事「【成功の極意】整骨院を開業するまでの流れ7STEP!必要な費用や失敗しない秘訣も解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. 柔道整復師を目指すなら独立を視野に入れて経験を積もう
将来独立開業を目指す場合、柔道整復師の資格を取ったら整骨院に勤務して経営の仕方を学びましょう。
「雇われ」の人は施術技術を学びたがりますが、独立するなら経営を学ばないと失敗します!
開業で成功するには、さまざまな経営パターンを学んでおく必要があります。経験豊富な経営のプロから効果的な集客方法を学んで、柔道整復師として大成してくださいね。
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