整骨院・接骨院経営は儲かる！年収アップを実現する10の成功戦略を解説

「整骨院・接骨院は儲かる？」
「経営が厳しいと聞いたけど本当？」
「儲かるためにできることを知りたい！」

整骨院・接骨院経営で売上を上げ、儲かるためにはコツがあります。このコツさえ覚えれば、新規顧客を安定的に獲得し、月商100万円超も夢ではないでしょう。

この記事では、治療家のプロとして毎月150万円以上を稼いでいる僕が、以下の内容を解説します。

• 整骨院・接骨院の平均年収
• 経営が厳しい・潰れる理由
• 儲かる仕組み
• 儲かるためのコツ
• NG行動
• 成功事例

最後まで読むことで、整骨院・接骨院経営で儲かる糸口を掴めるでしょう。

なお、僕のコンサル生である伊藤先生は、チラシやホームページだけでなくSNSを活用した集客を実践して経営をおこなっています。結果、開業初月で137万円を達成する成果を出しました。

「整骨院・接骨院の経営を成功させたい！」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

整骨院・接骨院は儲かる？平均年収は385～405万円

整骨院・接骨院の平均年収を雇用形態ごとに紹介します。

	整骨院	接骨院
正社員	年収405万円	年収385万円
派遣社員	データなし	時給1,303円
アルバイト・パート	時給1,070円	時給1,068円

サラリーマンの平均年収が約460万円であるため、若干下回っていると言えます。

雇われの場合は、長く働いていれば収入アップが見込めるでしょう。まずは技術を身につけることが求められます。

なお、僕のメルマガでは、年収を上げるためのノウハウを紹介しています。実践した方のなかには、年収1,000万円を達成している方も少なくありません。

メルマガは無料なので、ぜひ気軽に登録してみてください。

整骨院・接骨院は本当に儲かる？経営が厳しい・潰れる理由

ここでは、整骨院・接骨院経営の現状を紹介します。

1. 整骨院・接骨院の数が増加している
2. 療養費の不正請求問題で保険適用が適正化している
3. 経営の知識がないまま独立している人が多い
4. 整骨院・接骨院が廃業ラッシュを迎えている

競合に差をつけて大きく稼ぐには、現状を理解することが不可欠です。ぜひ参考にしてみてください！

整骨院・接骨院の経営が厳しい・潰れる理由は「【成功事例あり】整骨院の経営は厳しい？潰れる8つの理由や生き抜くためのコツを解説」でも解説しています。あわせて読んでみてください！

1. 整骨院・接骨院の数が増加している

整骨院・接骨院の数はすでに飽和しているため、顧客は通いたいところを選べる状態にあります。ベッドひとつと自分の身体があれば始められるので、開業のハードルが低いのも競合が増えている原因です。

令和4年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況によると、以下のように整骨院・接骨院の数や人数が推移しています。

とはいえ、独立すればすぐに大きく稼げるほど甘い世界ではありません。最初は全く集客ができず、開店休業状態な場合や、そのまま廃業に追い込まれることもあります。

競合に勝つためには、技術だけでなくホスピタリティや清潔感なども問われていることを理解しておきましょう。

2. 療養費の不正請求問題で保険適用が適正化している

整骨院・接骨院において、顧客を来院したことにして請求をおこなう架空請求や、来院数を勝手に増やす水増しが問題になっています。

これに対し、保険審査の厳格化や罰則強化などの対策が取られているため、施術所の保険収入にあたる療養費が年々縮小傾向にあります。

3. 経営の知識がないまま独立している人が多い

整骨院・接骨院の数自体は供給過多ですが、経営の知識がないため集客できず、廃業する店舗も少なくありません。

雇われのときは技術のみが重視されていましたが、独立するとなると利益を生み出す方法や集客に関する正しい経営のスキルを身につける必要があります。

独立するなら、技術が身についていることは大前提です。一人でもしっかり戦えるように、マーケティングや経営の知識を身につけましょう。

4. 整骨院・接骨院が廃業ラッシュを迎えている

整骨院・接骨院は、廃業ラッシュを迎えている傾向にあります。少し古いデータではありますが、東京商工リサーチの調査によると2015～2018年の廃業数は以下のとおりです。

年	廃業数
2015年	40件
2016年	58件
2017年	68件
2018年	93件

2019年以降のデータは公表されていませんが、業界の生き残り競争が激しいと予想できます。

なお、関連記事「整骨院・接骨院は廃業ラッシュ？巻き込まれない方法12選や成功事例を解説」では、整骨院・接骨院の廃業ラッシュについて詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。

整骨院・接骨院が儲かる仕組み5選

整骨院・接骨院の経営を安定させるためには、儲かる仕組みを理解することが重要です。主に、以下5つの仕組みを実践してみてください。

1. 自費メニューを導入する
2. 診療の単価を上げる
3. リピート率向上を目指す
4. 速効型と積み上げ型集客を取り入れる
5. 物販を取り入れる

順番に見ていきましょう。

1. 自費メニューを導入する

経営の安定化や売上アップだけでなく、顧客のニーズによりしっかり答えるには、保険適用の治療では太刀打ちできません。

健康保険診療と自費メニューの違いは以下の通りです。

区分	対象となる施術内容
健康保険診療	骨折・脱臼・捻挫など「外傷」に対する施術
自費メニュー	美容鍼・小顔矯正・姿勢矯正など「保険適用外」の専門施術

自費メニューは保険が使えないため費用は自己負担になりますが、その分、顧客のニーズに合わせた多様な施術を提供できるというメリットがあります。

また現在は、整骨院の保険請求額が減少傾向にあり「国の規制強化」や「整形外科の増加」が背景にあります。

実際、外傷の場合は多くの人が整形外科へ向かうため、保険施術だけでは来院につながりにくい状況です。

自費治療として運動療法やマッサージなどを取り入れることで、競合との差別化を図れるでしょう。

自費治療の導入ステップについては関連記事「整骨院・接骨院が自費メニューへ移行する4ステップ！取り入れるメリットや料金相場を解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください！

2. 診療の単価を上げる

保険適用の治療だと1時間3,000円程度です。1日8時間、月に25日働いても売上は約60万円。

もちろん経営を続けていけない数字ではありませんが、店舗代やその他もろもろの費用でかなり厳しい売上になるでしょう。

単価を上げるために、保険治療を辞めて自由診療にする流れがあります。

これまで単価は1時間3,000円だったのを1時間12,000円にしてみると、同じ時間働いても売上は240万円となりますよね。

「安くてもお客さんが来ないのに、単価を上げたらより厳しいのでは…？」と悩む方もいるかもしれませんが、その考え方は逆です。

周りと同じ単価で働いているから差別化ができず、顧客が来ずに売上が伸ばせないのです。自分の価値を高めて単価に合った施術を提供できるようにしましょう。

3. リピート率向上を目指す

リピート率を上げなければ、新規顧客を獲得するためのコストや手間がかかり続けます。そのため、2回3回と来店を促す工夫をしなければなりません。

関連動画「【警告】これを知らずに初回対応をしないでください！リピート集中マニュアルを手にしてください」では、リピート率を向上させるための方法を解説しています。ぜひご覧ください。

4. 速効型と積み上げ型集客を取り入れる

整骨院・接骨院の集客は、主に以下2つのタイプに分類されます。

集客のタイプ	特徴	具体例
速効型	速効性はあるが、やり続けないと効果が出ない	チラシ ポスティング
積み上げ型	効果が出るまで時間がかかるが、将来的には少ない労力で集客ができる	SNS

速効型と積み上げ型を併用することで、お互いの弱みを補えます。そのため、集客の効果を感じやすくなります。

なお、僕のメルマガでは速効型と積み上げ型を併用した集客のノウハウを発信しています。登録は無料で有料級の特典もプレゼントしているので、ぜひチェックしてみてください！

5. 物販を取り入れる

物販を取り入れることで、客単価が上がるだけでなくコミュニケーションの機会を増やせます。

サポーターやコルセット・クリームなど治療に関連するものを提案することで、一方的なセールスにはなりにくく満足してもらいやすくなります。

また、物販はただの販売ではなく、顧客とのコミュニケーションのきっかけにもなります。

施術中や会話のなかで「ご自宅でもケアを続けるなら、こちらがおすすめです」といった形で自然に提案すれば、押し売り感を与えず信頼関係を深められます。

顧客も「自分に合ったケア方法を教えてもらえた」と感じ、より院への信頼を高められるでしょう。

詳細は関連記事「整骨院に物販は必要？おすすめ商品や取り組むメリット・デメリットを解説」で説明しています。ぜひ参考にしてみてください！

整骨院・接骨院経営で儲かるポイント5選【事前準備】

整骨院・接骨院経営で儲かるための事前準備として、今回紹介する5のコツを押さえておきましょう。

1. 立地にこだわる
2. 付き合う人を変える
3. 目標や目的を明確にする
4. マーケティングを学ぶ
5. 他店と差別化してライバルを出し抜く

以下で詳しく解説します。

1. 立地にこだわる

整骨院・接骨院の経営では、どこに開業するかという立地戦略が重要です。駅から近い場所や人通りの多いエリアであれば、自然と目に留まりやすく、認知と集客を同時に得られる可能性が高まります。

特に仕事帰りのビジネスパーソンや学生をターゲットにする場合は、アクセスの良さが強みになります。

一方で、立地が良い場所は家賃が高くなる傾向があるため、固定費と見込まれる来院数のバランスを慎重に見極めることが必要です。

たとえば、高齢者が多い地域では、リハビリや健康維持を重視したメニューが喜ばれやすい傾向にあります。住宅街の中であれば、子育て世代や主婦層を意識したアプローチが有効です。

開業前には地域のニーズを調べ、競合数・人通り・年齢層・生活動線などを細かく分析する必要があります。立地は一度決めると簡単に変更できないため、開業前に時間をかけて検討しましょう。

2. 付き合う人を変える

あなたが現状100万円稼げていない状態だとして、毎月100万円以上稼いでいる方とだけ付き合ってみると、考え方や行動内容が変わるはずです。

また、仲間だけでなく顧客も変える必要があります。

整骨院・接骨院経営をする方なら、仲間よりも顧客と過ごす時間のほうが長いです。たとえば、自費で8,000円以上を出してくれる方以外は診療しないと決めましょう。

こう言うと「お客さんを見捨てるの？」と思う方もいるかもしれませんが、病院はたくさんあるため顧客が困ることはありません。

もし顧客が困る状況であれば、すでに流行っていて売上アップに困っていないはずです。

3. 目標や目的を明確にする

整骨院をなんとなく経営している方もいるかもしれませんが、なぜ・何のために経営しているのか明確にしましょう。経営がうまくいく治療院は、目標や目的を明確にしていることが多いです。

目標は具体的な売上金額、目的は何のためにやっているのか決めればOKです。

経営者である以上、目標は絶対に数字を掲げるようにしましょう。たまに人のために経営しているという声もありますが、しっかり稼いで税金を払うことが一番人のためになります。

漠然とした構想を持つよりも、紙に書き出して明確にしましょう。

4. マーケティングを学ぶ

顧客の悩みに対して解決できる技術があっても、マーケティングができなければ院の存在を知ってもらえず、来院にはつながりません。整骨院経営では、技術と同じくらい情報を届ける力が必要になります。

とはいえ、何のために学ぶのかが曖昧なままでは、投稿内容や広告運用が表面的になり、成果が出せません。マーケティングは人の感情に関わる分野のため、しっかり理解することが求められます。

技術・人柄・院内の雰囲気・通いやすさなど、顧客が判断材料とするポイントを理解し、それらを適切に伝える力を磨いていきましょう。

具体的には、次の3つを整理してみてください。

項目	具体例
誰に届けたいのか （ターゲット設定）	・肩こりで悩んでいるOL ・スポーツをしている学生 ・産後のママ
何を一番伝えたいのか （ベネフィット）	・短期間で痛みが軽くなる ・産後特化のケアが受けられる
どこで情報を届けるのか （媒体選び）	・SNS ・Googleマップ ・公式LINE

これらはマーケティングの軸になる部分のため、時間をかけてでも考える価値があります。

また、投稿を作成する際には次のような信頼につながりやすい内容を意識して取り入れると効果的です。

• 施術前後のBefore/After
• 顧客の声
• 施術の流れの紹介

なお、マーケティングに関しては関連記事「【効果的】集客を成功させるマーケティングのコツ！今すぐやめるべきやり方TOP5も紹介」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください！

5. 他店と差別化してライバルを出し抜く

ビジネスは戦わずして勝つのが鉄則です。市場を徹底的にリサーチして、空いているところを探しましょう。

その際に大切なのが、まず自分の強みを深掘りすることです。

何が得意で、どんな症状に特に成果を出せるのか。ここを明確にすると、「どの市場を狙うべきか」が自然と見えてきます。

たとえば、腰痛の整骨院が多く、口コミやホームページが充実しているなら、あえて同じ土俵で戦う必要はありません。

現状で空いているところは需要がない可能性もありますが、需要があってまだ認知されていないだけであれば、一気に市場を独占できて売上アップが期待できます。

また、誰よりも地域密着で診察することで人が関係する状況を作りましょう。

たとえば、あいさつ回りをして「あの病院の先生頑張っているな」と思われれば、ライバルを出し抜いて売上が高まりやすくなります。

いろいろな業種で流行っているものを探し出し、自分のビジネスで展開できるかどうかで売上は変わっていくはずです。

なお、治療院がやるべき差別化については、関連動画「【必見】技術だけでは生き残れない…1人治療院が集客するための差別化とは？」で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

整骨院・接骨院経営で儲かるためのコツ5選【売上・利益最大化】

整骨院・接骨院経営は、開業して終わりではありません。継続して儲かるためには、売上・利益の最大化が必要です。

1. 問診とヒアリングの質を高める
2. 症状を改善させる技術を磨き、リピート率と回転率を高める
3. 院内を明るく清潔感のある雰囲気にする
4. 集客に力を入れて院の存在を知ってもらう
5. 経費を削減する

どれも大切な要素なので、しっかり把握しましょう。

1. 問診とヒアリングの質を高める

当然のことですが、顧客を満足させなければ整骨院・接骨院で成功するのは難しいです。また、顧客の満足度をアップさせることでリピートにつながるうえに、他の顧客に紹介してくれる可能性も期待できます。

顧客の満足度アップを目指すなら、治療だけでなくヒアリングも重要です。症状を改善するだけでなく、顧客の悩みやなりたい状態を問診の段階で理解するように努めましょう。

問診のコツは関連記事「【極意】問診のコツ10選！聞くべき項目や3つの成功事例を徹底解説」にて詳しく解説しています。あわせて参考にしてください！

2. 整体師の技術を磨き、リピート率を高める

基本的なことですが、整骨院・接骨院の経営で成功するために欠かせないのが技術力。

いくらマーケティングや経営のノウハウを持ち合わせていても、顧客の症状を改善できなければリピーターは集まりません。

また、治療のクオリティアップも大切ですが、ある程度リピーターを獲得できるようになったら、時短を意識した技術力も身につけられるのが理想的です。

これまでより短い時間で治療できれば、時給単価アップやより多くの顧客の治療を目指せます。

3. 院内を明るく清潔感のある雰囲気にする

新規の獲得には、整骨院・接骨院の雰囲気作りも欠かせません。院長自身の清潔感はもちろん、院内が明るく清潔感のある雰囲気かどうかに気を配りましょう。

ベッドやタオルが綺麗か、トイレや受付などのスペースまで掃除が行き届いているかなどは毎回チェックしましょう。院内の雰囲気が良ければ、新規の顧客も安心して来院できます。

4. 集客に力を入れて院の存在を知ってもらう

整骨院・接骨院の経営を安定させるには、まず地域の方々に院の存在を知ってもらわなければなりません。

集客方法としては、次のような手段があります。

これらを組み合わせて継続的に情報発信することで「見つけてもらう→興味を持ってもらう→信頼してもらう」という流れをつくれます。

5. 経費を削減する

整骨院・接骨院の利益を高めるには、売上を増やすだけでなく、経費を無理なく削減することも大切です。

売上が上がっても支出が多ければ利益は増えません。無駄なコストを見直し、効率的な経営を意識しましょう。

まずは、月ごとの収支を正確に把握することから始めます。家賃・光熱費・広告費・備品など、すべての固定費と変動費を可視化し、削減できる部分を確認しましょう。

ただし、削減してはいけない経費もあるので、注意が必要です。

スタッフの教育費、院内の清潔維持、顧客満足度に関わる投資などは、リピート率や口コミにつながるため、必要な費用として確保することが大切です。

経費率の目安は、以下の通りです。

経費項目	目安（％）
人件費率	40％前後
家賃率	10％
広告費率	3～5％

利益率は30～40％を1つの目安にすると、管理しやすくなります。無理のない範囲で経費を見直し、必要な部分にはしっかり投資すると、安定した経営の土台を整えられるでしょう。

なお、僕の公式メルマガでは、整骨院・接骨院の経営に役立つ有益な情報を多数配信しています。今なら期間限定で有料級の特典をプレゼントしているので、ぜひこの機会にご登録ください！

儲からない整骨院・整骨院がやりがちな3つのNG行動

整骨院・接骨院経営がうまくいっていない店舗には共通点があります。その残念な共通点は以下の3つです。

• ノウハウだけを学んで行動しない
• ホームページの見た目が悪い
• リスクを恐れて学習しない

以下で詳しく解説します。

1. ノウハウだけを学んで行動しない

YouTubeやWebサイトを見て勉強しても、浅い知識では意味がありません。中途半端にノウハウを得て、ホコリを集めるだけになります。

動画そのものに価値がないわけではありません。

集客方法について徹底的にリサーチするもしくは、実際に自分の目で模範となる人を探し、その人だけを見るようにしましょう。

一貫した方向性で学び、試行錯誤を重ねることで、ようやく結果の出る行動パターンが身につきます。

情報を集めるだけで満足する段階から抜け出し、まずは1つの施策だけでも行動に移すことが大切です。これが、儲かる整骨院と儲からない整骨院との違いにつながります。

2. ホームページの見た目が悪い

先生の写真を載せるときは、清潔感を出すために以下の点を意識しましょう。

• 文字の字体
• 色使い
  （暗い雰囲気の色になっていないか）

写真の背景や照明にも気を配り、温かみや安心感を与えられるビジュアルに整えることが大切です。

また、先生の写真だけでなく、患者さんが最初に目にする「院の外観」も大切な第一印象の要素です。

外観や院前の印象が悪いと「ここには入りづらい」と感じられてしまうため、ゴミや看板の汚れなど日常的な清掃も見直しが必要です。

当たり前だと思っている方もいるかもしれませんが、実際にできていない店舗もあります。

第一印象の数秒で信頼を失うケースは少なくないため、見た目の清潔感こそが集客に直結するポイントです。

なお、整骨院の経営に関しては関連記事「【成功事例あり】整骨院の経営は厳しい？潰れる8つの理由や生き抜くためのコツを解説」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3. リスクを恐れて学習しない

売上が伸びないと困る状況に追い込み、学習環境を整えましょう。継続して集客するためには、環境に投資することが大切です。

売上が伸びないと悩む前に、自分が結果を出せる環境に身を置けているかを見直してみましょう。

継続して集客し、学びを行動に変えていくためには、環境への投資こそリターンの高い自己投資になります。

自宅で勉強しても集中できない、続かないという人ほど、あえてプレッシャーのかかる環境を選ぶべきです。売上が伸びないと困る状況に追い込み、学習環境を整えることで、本気で変わる覚悟が生まれます。

準備してからだとリスクは低いかもしれませんが、その分行動が遅れがちです。

先にお金を払って環境を変えることで、強制的に行動せざるを得なくなり、学習効率を上げられます。

オンライン講座や経営塾、コンサルなどへの投資は、浪費ではなく未来の利益を先取りする行動です。

整骨院・接骨院は儲かる！成功事例3選と概要を解説

こちらでは、売上を着実に伸ばしているお店を3店舗紹介します。

• コロナ禍を乗り越えて月間売上150万円達成｜下田先生の整骨院
• 単価アップにも関わらず売上が4倍以上に｜匠整骨院
• 自費治療の導入で売上2倍｜住之江ひさの整骨院

動画では成功した要因を深掘りしているので、あわせてチェックしてみてください。

1. コロナ禍を乗り越えて月間売上150万円達成｜下田先生の整骨院

下田先生は熊本県で整骨院経営をしています。

コロナ流行により売上が大きく下がり、月に20～30万円ほどまで落ちてしまいました。当時の新規集客は2～3人が通常で、良くて5人ほどでした。

その結果、新規集客が14～15人ほど一気に増え、立て続けに予約が入り、150万円を超えることに成功しました。

2. 単価アップにも関わらず売上が4倍以上に｜匠整骨院

「匠整骨院」は、新潟県長岡駅から少し離れたところに店舗を構える整骨院です。

もともとの売上は50万円前後で、減少傾向にありました。家族との時間もなかなか取れないなか、売上目標を具体的に決め、行動に起こしました。

売上が毎月150万円～200万円ほど必要だとわかり、1ヶ月に診察したい顧客の数も決め、これまでの単価4,000円から7,500円に上げます。

始めはホームページから新規集客ができ、今はSNSも駆使して集客できています。

3. 自費治療の導入で売上2倍｜住之江ひさの整骨院

「住之江ひさの整骨院」は、激戦区大阪に店舗を構える接骨院です。

これまでずっと安定していた売上が急激に落ち、保険治療の限界を感じていました。

売上減少を改善するために、保険治療と自費治療を半々に変えたり、Instagramやホームページ、LINEなどの集客をしたりしたそうです。

既存の顧客へ「自分はこんなことができる」と伝えることで、自費治療の依頼も増えて売上は150万円まで伸び、低迷した80万円のときの倍近く出せました。

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