「エステサロンの経営は厳しい?」
「エステサロンの経営では何をしたら成功できる?」
「失敗しないためのコツがあれば知りたい!」
エステサロンの経営に失敗しないか悩んでいる方もいるかもしれませんが、失敗する理由や取り組みたいことを先に押さえておけば心配する必要はありません。
むしろ、先に集客のコツを理解しておけば、有利に立ち回れます!
正しい知識を身につけて、ライバルに埋もれないようにしましょう。
この記事では、月100万円以上を稼ぐコンサル生(実店舗経営者)を指導している僕が、以下の内容を解説します。
- エステサロン経営は儲かるのか
- 経営・開業の流れ
- 必要な資金
- 経営で失敗する理由
- 成功させるポイント
今後エステサロンを経営したい方や、現状経営でつまずいている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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エステサロン経営は儲かる?データに基づいて現状を紹介
まずは、エステサロン経営の現状を確認しておきましょう。
- エステティックサロン市場規模は減少中
- 年収の目安は600~1,000万円
- 開業にあたり特別な資格は不要
以下で詳しく解説します。
エステティックサロン市場規模は減少中
矢野経済研究所の調査によると、2023年度のエステティックサロン市場規模は前年度比99.2%の3,139億円となり、4年連続で縮小の見込みです。
参照:エステティックサロン市場に関する調査を実施(2024年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
この具体的な数字からも、業界全体の苦戦が読み取れますね。
このような背景から、今後エステサロンを開業するのであれば戦略が必要であることがわかるでしょう!
年収の目安は600~1,000万円
年収の目安は、エステサロンのビジネスモデルや売上によって異なり、基本的な考え方は、「売上 – 経費」で利益を計算します。
エステサロン経営者の年収は、店舗の数やリピーターの数によって大きく変動します。たとえば、複数の店舗を持つ経営者であれば、年収は600~1,000万円となり得るでしょう。
自宅ネイルサロンの経営者が成功した場合、年収1,000万円以上を目指すことも可能です!
一方、新規開業でリピーターが少ない場合、年収は300万円程度になることもあります。
これらはあくまで一例ですが、経営の見通しを立てるうえで参考になる数字と言えますね。
開業にあたり特別な資格は不要
エステサロンは場所や資金さえあれば、経験年数も関係なく誰でも開業できます。
一見メリットのように見えますが、実は参入してくる人も多く、競争が激しくなるというデメリットもあります。
競合に紛れ込むと、新しい顧客を引き寄せることが難しくなるでしょう。エステサロンが豊富に存在し、提供するサービスが他と明確に区別されない場合、あなたのエステサロンを選択する動機を見出しにくいからです。
そのため「〇〇と言えば〇〇だよね」といった印象を与えるような、専門性や独自性を前面に出す必要があります。
自分が何の専門家なのか意識しないと、ライバルとの差別化はできません!
エステサロン経営の流れ5ステップ
ここからは、エステサロン経営を始める5ステップを紹介します。
- 事業計画を立てる
- 物件を探す
- 資金を調達する
- 備品を準備する
- 必要な手続きを完了させる
詳しく見ていきましょう。
1. 事業計画を立てる
まずは、エステサロン経営の事業計画を立てます。
資金を調達する場合は事業計画書が不可欠です!
事業計画書は、開業に向けたロードマップとして、また資金提供者に対する信頼性の証明として機能します。
融資や補助金の申請にも事業計画書が必要となりますが、特定のフォーマットは存在しません。
2. 物件を探す
開業したいサロンのイメージやターゲットにあわせて物件を選びましょう。
開業場所は、以下の3パターンが候補になります!
- 自宅:初期投資を抑えられる
- マンションの一室:コンパクトなスペースでの効率的な利用が必須
- 専用店舗:プロフェッショナルな印象を与えられる
物件を選ぶ際は、以下の条件をチェックしてみてください。
- コンセプトが受け入れられそうな風土か
- 1km以内にターゲット層が多く存在しているか
- 数年後の人口構成はどのように変化しそうか
- 昼夜間の人の流れはどうか
- 最寄り駅やバス停までの距離はどのくらいあるか
適切な場所を選べると、顧客のアクセスを容易にし、満足度を高められます。
3. 資金を調達する
開業するにあたって、自分の預金で費用をまかなえない場合、資金を調達する必要があります。
自宅でエステサロンを開業するには100万円ほど、テナントを借りてエステサロンを開業するには300万円〜500万円ほどが開業資金の相場です。
主な資金調達方法は以下の3つです。
- 自己資金
- 融資
- 助成金
経営が厳しくなってから審査に申し込むと通りにくいため、開業時点で融資を検討しましょう。
また、自治体が助成制度を実施していることもあるため、一度確認してみることをおすすめします。
4. 備品を準備する
借りる物件や資金調達の目処が立ったら、店舗に必要な機材の調達を行います。
予算を抑え、必要最低限の機器のみを揃えることで、経済的な余裕を持たせることを意識してください。
開業すると集客にお金がかかるため、最初は腕1本で勝負するつもりで臨みましょう!
備品は自分が実際に使用してみて、操作性や効果を確認し、納得のいく機器のみを選びます。
機器によっては納品までに時間がかかるものもあるため、開業計画を立てたら早めに発注することが重要です。
5. 必要な手続きを完了させる
エステサロンのオープン時に提出する書類を作成しましょう。
主な届出は以下の3つ。
- 美容所開設届書、または施術所開設届 :業態により管轄の保健所に提出
- 開業届:管轄の税務署に提出
- 所得税の青色申告承認申請書:管轄の税務署に任意で提出
何の書類をどこに提出するのか、あらかじめ確認しておくことが大切です。
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エステサロン経営に必要な資金
続いて、エステサロン経営に必要な資金を2つ紹介します。
- 初期費用
- 運転資金
詳しく見ていきましょう。
1. 初期費用
エステサロンでは初期費用として、物件の取得にかかる費用や機器購入費用などがかかります。
どれくらいのグレードのものを購入するかによって変わってくるところですが、30〜100万円を見込んでおくと安心です。
物件の場合、駅近や地価の高いエリアであれば集客は期待できますが、維持費が膨らんでしまいます。
そのため、家賃10万円程度の賃貸物件か自宅のスペースを選ぶのがおすすめです!
また、ベッドやイスなどの設備はもちろん、場合によっては消毒用の機材や手洗い場なども用意する必要があります。
2. 運転資金
運転資金には、広告宣伝費や従業員への給料などが含まれます。
こちらもどれくらい広告に費用をかけるのか、従業員を雇うのかによって異なりますが、目安としては広告宣伝費に30~50万円程度、人件費に20~40万円程度です。
どんなによい立地に店舗を構えたとしても、ターゲットに適した広告を打てなければ、自院の強みを活かせる集客はできません!
内装や仕入れの予算を抑えてでも、広告宣伝費にはしっかりお金をかけるようにしてみてください。
また、軌道に乗るまでは従業員を雇わず、自分一人で回していきましょう。従業員を雇うと、給料の他にも社会保険料や労働保険料といった追加費用が発生するためです。
自分一人であれば、これらの固定費を削減でき、資金流出を抑えられます。
自分一人で運営が安定した後、徐々に従業員を雇い入れる計画を立てましょう!
エステサロン経営で失敗する5つの理由
ここからは、エステサロンの経営で失敗する理由を5つ紹介します。
- 集客への注力が足りていない
- 料金が安すぎる
- ターゲットが明確になっていない
- リピート率が低い
- スタッフに清潔感がない
以下で詳しく見ていきましょう。
1. 集客への注力が足りていない
エステサロンの成功は集客に大きく依存しています。そのため、集客力が足りないとビジネスは上手く回らないでしょう。
よくある失敗例として、偏りのある間違った集客をしていることが挙げられます。たとえば今はSNSが流行っていると考えて、SNS集客だけに注力して、他の集客は何もしていない状況です。
これだと、思ったように集客ができず売上が立ちません。継続的に集客を可能にする「積み上げ型集客」だけでなく、速効性のある集客も行う必要があります。
積み上げ型であるSNSをやっているのであれば、速攻型であるチラシや広告も並行するイメージですね!
積み上げ型集客と速攻型集客を並行できているライバルは少ないので、早いうちに実現できるように行動しましょう。
2. 料金が安すぎる
料金を高くしてお金をたくさんもらうことに抵抗を感じて、安く設定する方もいるかもしれませんが、おすすめできません。
適正な価格を設定するためには競合の調査が必要ですが、それだけでなく、自分がどれくらい収益を上げたいかを考えることも大切です。
安さを売りにすると、エステサロンのブランド価値が下がってしまうデメリットがあります!
たとえば、施術単価を8,000円以上に設定しそれ以下の顧客は扱わないと決め、自己の利益を考慮することが重要です。
そのような判断が「顧客を見捨てること」につながると思うかもしれませんが、エステサロンは多く存在しており顧客にとって選択肢は多いため、自分のビジネスを最優先することが大切だと言えます。
3. ターゲットが明確になっていない
エステサロンの集客において、ターゲットが明確でないと失敗しやすくなります。
ターゲットが不明確だと、エステサロンの提供する価値が特定の顧客層に響かず、広告やプロモーションの効果も薄れるためです。
たとえば「若い女性向けのアンチエイジング施術」や「中年層に特化したリラクゼーションサービス」といった競合他社との差別化を行い、市場での独自性を付けましょう。
ターゲットを明確にすることで、施策の効果を最大化し、エステサロンとしての魅力を高められます!
差別化については関連記事「【競合を突き放す】差別化を図る5つの方法!おすすめツールや成功事例を解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
4. リピート率が低い
エステサロン経営においてリピート顧客の確保は必須です。
新規顧客の獲得には高額な広告費や時間がかかりますが、リピーターを増やすことでそのコストを大幅に削減できます。
リピーターがいるのといないのとでは、経営のやりやすさが大きく変わってきます!
リピーターを確保するためには、ポイントカードやメンバーシッププログラムの提供、顧客一人ひとりにあわせた細やかな接客が不可欠です。
顧客が継続してサロンを利用するメリットを見つけられるようにしましょう。
リピーターの作り方は関連記事「リピーターの作り方の全手順を公開!増やせない原因や獲得事例も紹介」で解説しています。あわせてご覧ください!
5. スタッフに清潔感がない
現代は多くのエステサロンが存在し、お客様は慎重に選択します。
その選択基準のひとつがスタッフの清潔感です!
暗い写真や見にくい文字、色使いなどがホームページやチラシにあると、それが清潔感を損なう要因となります。
常にお客様の視点を忘れず、スタッフの印象が良いものであることを確認しましょう。
エステサロン経営を成功させる8つのポイント
ここからは、エステサロンが実践したい経営戦略を8つ紹介します。
- マーケティングを学ぶ
- 速効型と積み上げ型の集客を併用する
- 顧客に価値を感じてもらう
- 周りと違うことをやる
- 楽な方法に惑わされない
- スタートのハードルを下げる
- 指示待ち人間から抜け出す
- 成功事例のプロセスを見る
以下で詳しく解説します。
1. マーケティングを学ぶ
エステサロン経営では、技術だけでなくマーケティング力も不可欠です。
たとえ優れた技術を持っていても、マーケティングの手法が不十分ではお客様にサービスの価値を理解してもらい、サロンに足を運んでもらうことは難しいためです。
エステサロンで売上を伸ばして流行らせるためには、マーケティングを学ぶ必要があります!
具体的な目標と目的を定めることで、より具体的なマーケティング戦略を計画することが可能となります。
とはいえ、いきなりマーケティングを学んでも、何のためにやればいいのかわかりませんよね。けっきょく「どんな投稿・配信をしたらいいのか?」という上辺ばかりを見て上手くいかないのです。
人の気持ちが関わるものなので、上辺だけでは意味がなく深いところを考える必要があります。
どう見られるようにしているか、またそれに対しての行動は適切なのかを常に考えましょう!
なお、マーケティングに関しては関連記事「【効果的】集客を成功させるマーケティングのコツ!今すぐやめるべきやり方TOP5も紹介」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. 速効型と積み上げ型の集客を併用する
エステサロンを経営する際は、速効型と積み上げ型の2つの集客方法を併用することが効果的です。
積み上げ型集客 | 速攻型集客 | |
---|---|---|
媒体 | SNSやブログ | チラシやポスティング |
特徴 | 効果が表れるまでには時間がかかるが、少ない労力で集客できる | 集客効果は早いが、一度止めると効果が途絶える |
これらを組み合わせることで、それぞれの弱点を補い、継続的な集客効果を期待できます。
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3. 顧客に価値を感じてもらう
サロン経営安定化のためには、リピーターを増やすことが大切です。そのためには、顧客に対して本当に価値あるサービスを提供する必要があります。
一方で「また来てください」「続けることが大事です」と熱心に言うほど、顧客はサービスの押し売りをされているような気分になり、引いてしまいます。
顧客に「また来たい」と思ってもらえるように誘導していくのが正解です!
顧客の深い問題を引き出し、求めるゴールを聞き出すことで、価値を創り出せるでしょう。
4. 周りと違うことをやる
身内や同僚が「やりなよ」と言ってくることは、基本やらないほうが良いです!
一方でマーケティング塾やコンサルタントは非常に役立ち、とくに同業者からの学びは大きいでしょう。
この違いは、実践した結果に基づくアドバイスであるかどうかです。
エステサロンの集客で成功を収めるためには、他とは異なるアプローチをすることが重要です。ときには周囲から心配されることもあるかもしれませんが、それは無視しても構いません。
実践したことがない人の意見を聞くよりも、その道で成功した人の意見を聞くようにしましょう!
家族や同僚から「やりなよ」とすすめられることを避け、他人がやらないことをあえてやることで、差別化を図れます。
既存の集客手法に加え他の競合がやらないことを実践することで、自分だけのオリジナリティを確立し、競争優位性を得られるのです。
5. 楽な方法に惑わされない
エステサロン経営において「1日で習得できる」「たった1万円で10人集められる」のような手軽な集客方法に誘惑されることなく、本質を見極める心構えが必要です。
そんな簡単に集客に成功するほど、エステサロンの運営は簡単ではないです!
「楽して稼ぎたい」と誰しも思うかもしれませんが、店舗集客においてその考え方は通用しません。顧客が満足できるサービスを提供し、顧客目線の集客施策を継続できるエステサロンのみが成功できます。
もし本当に楽して集客できる方法があるのなら、全員がその方法を採用し、結果的に市場価値が下がります!
重要なのは、必ずしも楽ではないけれども、本質を見極めて最短距離で進むという認識に変えることです。
6. スタートのハードルを下げる
エステサロン経営を新規に始める際には、始めやすさを優先しましょう。
新規で集客を始めたてのときはノウハウが浅く、いきなり高度な画像制作をしたり広告を打ったりしても効果を感じにくいからです。
完璧な集客をする必要はありません。反応が取れている集客方法を参考にして、まったく同じものを作成しましょう!
集客が安定してきたら、見出しや言い回しを変えるといった具体的な手段を用いて、徐々に挑戦を増やしていきます。
なお、集客が安定し始めたらオリジナリティを出していくのがベスト。徐々に負荷を増やしていくことで、集客のノウハウを習得できます。
7. 指示待ち人間から抜け出す
エステサロンを開業したら、自分で選択と決断をしなければならない状況が多くなります。そのため、指示を待つ態度を改め自分自身で考え、主体性を持って動き続けましょう。
しかし、多くの方は雇われている状態に慣れきっているので、身の丈に合った問題しか解決できなくなっています。
- 雇われている人:難易度の低いことから段階的に仕事が与えられる
- 開業した人:いきなり大きな困難が立ちはだかる
成功するには何事もスピーディーに選択・決断し、すべてにおいて責任を負う覚悟を持つ必要があります!
8. 成功事例のプロセスを見る
世の中では多くの成功事例が紹介されますが、その表面の部分だけ見てもうまくいきません。
結果だけではなく、成功に至ったプロセスにこそ価値があるのです!
成功事例を参考に、自分のサロンに適した改善策や新たな取り組みを模索することで、持続可能な経営が展開できます。
成功への道は一歩ずつ確実に進むことから始まります。
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