ネイルサロンにお客が来ない失敗理由9選！新規集客やリピート率を上げる改善策を解説

「ネイルサロンを開業したけど客が来ない！どうして？」
「いろいろな集客方法を試したけど成果が出ない……」
「成功者はどうやって集客しているんだろう？」

ネイルサロンは競争が激しく、5年以内の廃業率は90%を超えるといわれています。そのようななかで生き残るには、戦略的な集客が不可欠です。

• ネイルサロンにお客が来ない原因、理由
• 新規顧客獲得のための集客方法
• 新規集客を増やす戦略
• リピート率を上げる方法
• サロン経営の成功事例

なお、僕のコンサル生である森川先生は、50代でゼロから整体治療を学びました。お客さんとのコミュニケーションを重視した接客をおこなっています。

集客面では、広告を活用して新規顧客を獲得しています。自宅サロンで月商100万円を達成していました。

集客でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

ネイルサロンにお客が来ない原因は大きく2つ｜まずは現状分析をしよう

ネイルサロンにお客が来ない原因は、主に以下の2つです。

1. 新規顧客が増えない
2. リピート率が悪い

まずは現状分析をして、どちらに当てはまるか確認しましょう。

新規顧客が増えない

新規顧客が増えない場合、多くはサロンの存在が十分に知られていないことが関係しています。

まずは、新規が増えない原因を3つの視点で整理してみましょう。

認知不足

ホームページやSNS、Googleビジネスプロフィール、看板などの導線が弱いと、そもそもお店を見つけてもらえません。

比較検討の段階で選ばれない

価格設定が魅力と合っていなかったり、口コミの印象が良くなかったりすると、他店に流れやすいです。

予約方法が分かりにくい

初回予約までの導線が分かりにくい、予約方法が複雑、空き状況が見えづらいなど「予約のハードルが高い」 ことが原因で顧客が増えないケースも多いです。

気になっても予約できない状態だと、新規顧客の取りこぼしにつながります。

リピート率が悪い

リピート率が悪くなる背景には、初回来店時の満足度や、再来店につながる仕組みが整っていないなど、必ず何かしらの理由があります。

実際に、リピート対策がうまくいかないサロンの多くは、これらの基本的なポイントに抜け漏れがあるケースがほとんどです。

以下の項目に当てはまるものがないか、一度チェックしてみましょう。

分類	具体的な問題点
初回満足が悪い	・技術の仕上がりが良くない ・接客の印象が悪い ・衛生面に不安を感じる ・店内の空間が顧客ニーズとマッチしていない
次回来店につなげる仕組みがない	・来店周期に合わせた次回予約の提案をしていない ・ポイント制度がない
サロンの強みが伝わっていない	・また来たいと思う理由がない ・差別化ポイントが弱い ・初回で価値が伝わらず、印象に残らない

これらに当てはまる場合、他店のほうが魅力的に見えてしまい、結果として乗り換えられる可能性が高まります。

ネイルサロンにお客が来ない・集客に失敗する理由9選

ネイルサロンの来店者数が少ない主な要因は以下の9つです。

1. 効果的な集客方法を知らない
2. 店の存在が認知されていない
3. 立地が悪すぎる
4. 価格設定が安すぎる
5. 口コミ・評判が悪い
6. 魅力が分からず差別化できていない
7. 店内の居心地が悪い
8. 接客に問題がある
9. 技術力に問題がある

それでは順に見ていきましょう。

なお、ネイルサロン経営で儲からない原因については、関連記事「【これが現実】自宅ネイルサロンで儲からない・失敗する5つの原因！プロが成功する戦略を解説」でも詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください！

1. 効果的な集客方法を知らない

集客がうまくいっていない場合、その大きな要因は「正しい集客方法を知らない」ことです。集客のやり方は時代とともに変化するため、時流に見合った集客方法を知る必要があります。

集客に成功しているサロンは、さまざまな媒体を駆使して「集客に結びつく流れ」を構築しています。

また、集客は単発でおこなうものではなく、継続して改善し続けることが前提になります。

媒体ごとの特性を理解し、どの導線が結果につながっているのかを把握できれば、集客の再現性が高まり安定した新規獲得につながります。

集客方法は関連記事「【超厳選】店舗集客のアイデア7選！成功するためのポイントをプロが徹底解説」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！

2. 店の存在が認知されていない

人は「知っている店」や「聞いたことがある店」の広告に反応しやすく、知らない店の広告は素通りしてしまうものです。

認知してもらう方法はたくさんあるので、まずはそのやり方を学びましょう。

認知を広げるには、オンラインとオフラインの両方で継続的に露出を増やすことが欠かせません。

SNSの更新頻度や投稿内容、店頭の看板など、見られる機会を日常的に作ることが大切です。「見たことがある」という印象が積み重なるほど、来店のハードルは自然と下がっていきます。

3.立地が悪すぎる

とくに駅から遠い場所にある場合、他店と比較された際に候補から外れやすくなります。駐車場がない、または停めづらいと、車で来店するお客さんには敬遠されがちです。

周辺に競合がある場合は、通いやすい店舗に流れる傾向もあります。新規・リピーターを問わず、通いやすさは来店を決める理由になりやすいため、立地が不便だと価格やサービスが良くても選ばれにくくなります。

さらに、営業時間が合わない、予約が取りづらいといった点も重なると、行きにくい店という印象を持たれやすいので注意しましょう。

4. 価格設定が安すぎる

「価格を下げればお客さんが来てくれるのでは？」と安易に値下げをしていませんか？

また、常に低価格だと安物好きの顧客しか集まらず、後々値上げしにくくなるデメリットもあります。

最初は低価格にするのはやむを得ないかもしれませんが、戦略を立てて安くしないと安定した経営は難しくなるでしょう。

さらに、低価格を続けると広告費や材料費に投資しづらくなり、結果としてサービスの質まで下がりかねません。

適正な価格を設定しないと、長期的に利益を生み出せず、経営全体が苦しくなるリスクもあります。値下げよりも、価格に見合う価値をどう伝えるかを考える方が、結果的に集客の安定化に効果的です。

5. 口コミ・評判が悪い

悪い口コミがあると、新規のお客さんは来店をためらいやすくなります。SNSや口コミサイトの普及により、良い口コミも悪い口コミも広がりやすい時代です。

SNSで不満を書かれると、それを見た第三者にまでネガティブな印象が伝わりやすく、実際の生活における口コミでも悪い噂ほど広まりやすいものです。

技術不足や接客態度、衛生面の不備などが原因になることが多いため、日頃から技術向上・接客改善・衛生管理を徹底しましょう。

また、初回の対応が丁寧でないと「また会いたい」と思われず、リピートにもつながりにくくなります。

初回対応のポイントについては、関連動画「お客さんがリピートしないホントの理由は？【治療院 接骨院 経営】」にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください！

6. 魅力が差別化できていない

他店の顧客を自分の店に誘致するには「選んでもらう理由」が必要です。

自身のサロンは何が強みなのか、また、その強みをアピールできているか確認してみましょう。

強みが曖昧なままだと、どれだけ技術があっても魅力が伝わりにくく、比較されたときに他店との差が分かりません。

とくに、ターゲットとする年代・ライフスタイル・求めるデザインに合わせて強みを言語化すると、選ばれる理由がより明確になります。「なぜこのサロンなのか」をはっきり示すことが、差別化に必要です。

なお、ネイルサロン経営で失敗する原因については関連記事「【生き残れ】ネイルサロン開業で失敗する8つの原因！成功するポイントを集客のプロが解説」にて詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください！

7. 店内の居心地が悪い

顧客はネイルサロンに「気分を上げたい」と思って来店する人が多いので、居心地が悪いとテンションが下がってしまいます。当然のことながら、リピートは見込めません。

また、居心地の良さはインテリアだけでなく、香り・音・照明・清潔感といった細かな要素にも左右されます。

例えば、雑然とした空間や照明が暗すぎる環境は、それだけで不安を与えてしまうことがあります。空間づくりにこだわるほど「また来たい」と感じてもらえるため、サロンの世界観を丁寧に整えることが大切です。

8. 接客に問題がある

「顧客に失礼な言動をしていないから、接客態度は問題ない」と思っていませんか？

顧客対応が「作業」になっていないか、今一度我が身を振り返ってみましょう。

接客は丁寧さだけでなく、どれだけ気持ちに寄り添えているかが評価の軸になります。会話の距離感、表情、気遣いなど、細かな部分が積み重なることで印象が決まります。

技術が同じでも、接客の満足度が高いサロンは選ばれ続けやすいため、日頃からお客さんの感情を汲み取る姿勢を意識してみてください。

9. 技術力に問題がある

顧客は仕上がりに満足できないと友人に愚痴をこぼすケースが多いため、悪意がなくとも悪い評判は一気に広まります。

自信を持って施術できるようにスキルアップを図り、最新のデザインの習得に努めましょう。

とくにネイルは仕上がりの美しさだけでなく、もちの良さや再現性、施術スピードなども評価される対象です。

技術が安定していないと「前回より早く浮いた」「思ったデザインと違う」といった不満が生まれやすく、他店に乗り換えられてしまいます。継続的に学びを取り入れ、時代に合った技術を更新し続けることが信頼獲得につながります。

お客が来ないネイルサロンにおすすめの集客方法7選

客が来ないネイルサロンは、どのような集客をすれば経営を改善できるのでしょうか。ここでは以下7つの集客方法を紹介します。

1. ホームページ
2. チラシ
3. SNS
4. ポータルサイト
5. モニター制度
6. Googleビジネス
7. 看板

順に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ホームページ

現代の集客方法において、絶対にはずせないのがホームページ集客です。ホームページを用意しておけば、SNSなどさまざまな媒体から見に来てもらえるからです。

なお、ホームページ集客のやり方については、関連記事「【成功する】ホームページ集客の手順7STEP！効果を上げるコツや上手くいかない原因も解説」にて詳しく説明しています。ぜひご覧ください！

2. チラシ

速効性の高い集客方法であるため、配ることで比較的早い集客が見込めます。

チラシの作り方に関しては関連記事「【集客のプロが伝授】美容室チラシで集客アップ！8つのポイントと応用可能なテンプレートを公開」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！

3. SNS

SNS集客は時間がかかりますが、続けているとじわじわと継続して効果が表れるため、安定した経営には欠かせない手段です。

SNS集客については関連記事「【即実践】SNS集客を成功させる7つのコツ！おすすめのプラットフォームや成功事例を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！

4. ポータルサイト

ポータルサイトとは、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーなど、ユーザーが欲しい情報を閲覧・確認したいときに最初にアクセスするサイトのことです。

ホームページを用意するだけでなく、ポータルサイトにも登録しておくことで、より集客効果アップが見込めます。

なお、ホットペッパービューティーに登録しているけど集客できないという人は、関連記事「ホットペッパービューティーで集客できない理由8選！解決のコツや成功事例を解説」をぜひチェックしてみてください！

5. モニター制度

うまく活用することで、多くの集客効果を見込めるので、ぜひ実践してみてください！

6. Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールに登録すると、Google検索結果やGoogleマップ上に、営業時間や場所、口コミなどの企業情報を表示できます。

MEOとは、Google Mapの検索結果で上位に表示される施策のことです。簡単に実施できるうえに、意外と怠っているライバルが多いので差をつけられます。MEOはGoogle検索から顧客の目に入りやすいので、早い段階から整えておきましょう。

MEO対策については関連記事「【自分でできる】MEO対策のやり方7ステップ！成功させる8つのコツやメリット・デメリットを解説」でも詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください！

7. 看板

地元での認知度を高めるのなら、看板を設置するのもおすすめです。ネイルサロンの前に用意しておくことで、通りかかる人たちに存在を認知してもらえます。

繰り返し目にすることで興味が増す「ザイオンス効果」も見込めるので、開業初期の段階から設置してみてください。

【新規集客】お客が来ないネイルサロンの新規集客を増やす5つの戦略

お客さんが来ないネイルサロンで、新規顧客を増やすには、以下を意識しましょう。

1. 効果的な集客のやり方を知る
2. ターゲット像を分析して明確にする
3. 店の存在を知ってもらう
4. 自分にとっての適正価格を知る
5. 何を売りにしたいのかを決める

集客の安定に欠かせないので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 効果的な集客のやり方を知る

集客方法には「速攻型」と「積み上げ型」の2種類あり、これらを効果的に組み合わせると安定した経営を実現できます。

それぞれの違いは以下のとおりです。

	速攻型	積み上げ型
媒体	チラシ・ホームページなど	SNSなど
特徴	すぐに反応が出るが止めると効果がなくなる	コツが必要で時間がかかるが効果は持続する

どちらか片方だけに偏ってしまうと、新規の流れが止まった瞬間に集客が落ち込むリスクがあります。

短期的な集客と長期的なファンづくりを同時に進めることで、来店数の波が小さくなり、毎月安定した予約につながります。自店に合った媒体を選び、無理なく続けられる仕組みを整えることが大切です。

僕のメルマガでは、速攻型と積み上げ型を効果的に組み合わせる集客方法を詳しく解説しています。

2. ターゲット像を分析して明確にする

誰に来てほしいサロンなのかを明確にすることは、新規集客を考えるうえで欠かせません。

例えば、20代女性を狙うなら流行のデザインやポップで明るい空間が効果的です。一方、主婦層やシニアを狙う場合は、シンプルで長持ちする施術や落ち着いた空間が求められます。

ターゲットを細かく設定するほど、打ち出すべきサービスや集客戦略が明確になり、性別・年齢・職業・趣味といった要素を絞ることで競合との差別化が進みます。

万人受けを狙うと誰にも刺さらないため、たった1人を動かすイメージで設計することが大切です。ターゲットが明確になるほど、立地や価格設定、強みの方向性も決めやすくなります。

3. 店の存在を知ってもらう

チラシには「予約を取るための広告」と「知ってもらうための広告」の2種類あり、これらを交互に配るのが効果的です。

「知ってもらうための広告」はホームページやSNSを紹介することにより、ユーザーのなかであなたのサロンの存在がどんどん大きくなっていくでしょう。

さらに、認知を広げるには、複数の導線を並行して使うことが重要です。

看板・Googleビジネスプロフィール・SNSなど、日常的に目に触れる機会を増やすことで「見たことがある」という安心感を作れます。この積み重ねが集客の土台になり、広告の効果を引き上げる役割を果たします。

4. 自分にとっての適正価格を知る

自分にとっての適正価格とは「最も費用対効果の良い価格」です。まずはデータを取って、利益率が最大化できるラインを探してみてください。

「初回キャンペーン」や「春の大感謝祭」などというように、理由があれば顧客に品質を疑われたり、あとで値上げができずに困ったりすることもなくなります。

5. 何を売りにしたいのかを決める

「何を売りにしたいか」を考え「〇〇といえば△△店だよね」といわれる存在になりましょう。

強みは、技術・デザイン・スピード・空間づくり・接客など、どの要素でも構いません。

ただし、幅広くアピールしようとすると魅力がぼやけてしまうため、まずは一つの軸に絞ることが大切です。

軸が定まるとメニュー構成や発信内容も整いやすくなり、ユーザーからの印象に一貫性が生まれます。「このサロンは〇〇が得意」と瞬時に伝わる状態が、集客の強力な武器になります。

差別化のポイントについては関連動画「【差別化】治療院のポジショニング・ブランディング戦略【治療院 整骨院 経営】」について詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください！

【リピート率アップ】ネイルサロンでお客の再来店につなげる5つの方法

ネイルサロンの集客効果を高めるには、リピート率の向上にも力を入れましょう。こちらでは、リピーター獲得のための5つの方法を紹介します。

1. また来たくなる仕組みを導入する
2. 居心地の良い空間を提供する
3. 感動レベルの接客を目指す
4. スキル向上に努める
5. 定期的にメニューを見直す

1. また来たくなる仕組みを導入する

リピートを増やすためには、施術後もサロンを思い出してもらえる仕組みづくりが欠かせません。

お客さんが自然と「そろそろ行こうかな」と感じられるような導線を整えることがポイントです。

具体的な施策は、以下のとおりです。

施策	メリット
メルマガ・ダイレクトメールを送る	来店時期のリマインドや新しいデザインの紹介に使えます。
ポイントカード・会員証を導入する	「続けて通う理由」をつくれる
紹介割引を取り入れる	既存のお客さんが自然に新規のお客さんを連れてきてくれるきっかけになる

このような仕組みをいくつか組み合わせることで、お客さんのなかにサロンの存在が残りやすくなり、再来店につながりやすい状態になるでしょう。

なお、再来店につながる接客については、関連記事「【成功事例あり】再来店に繋がる接客のコツ10選！リピートを増やす考え方やアイデアをまとめて解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2. 居心地の良い空間を提供する

顧客に「また利用したい」と思ってもらえるよう、居心地の良い空間を提供できるように心がけましょう。

自分の趣味で買い集めたものを置いておくと、統一感がなくごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。

3. 感動レベルの接客を目指す

リピート率をアップさせるには、顧客に感動してもらえるレベルの接客を目指すのが有効です。

顧客に「なんて気が利くのだろう」「ここまで考えてくれるなんて」と、感動を与えられれば大成功です。

感動につながる接客とは、特別なことをするだけではありません。

丁寧な言葉遣い、適度な距離感の会話、座りやすい姿勢への配慮など、細かな気遣いの積み重ねが印象を左右します。

施術中の不安を汲み取り、小さな変化にも気づける姿勢が「また会いたい」と思ってもらえる理由になります。日頃から、お客さんの立場で考える習慣を持つことが大切です。

4. スキル向上に努める

ネイル業界は流行のサイクルが早いので、常に最先端のトレンドをキャッチできるよう、アンテナを張っておきましょう。

加えて、技術の安定性もお客さんの信頼につながります。同じデザインを依頼されても毎回仕上がりが違う、施術に時間がかかりすぎるといった状態が続くとリピートは期待できません。

講習会への参加や練習時間の確保など、技術を磨く習慣を持つことで、お客さんに安心して任せてもらえるサロンへと成長していきます。

5. 定期的にメニューを見直す

リピートを増やすためには、定期的に施術メニューを新しくし、お客さんに飽きられない工夫が欠かせません。ネイルはトレンドの移り変わりが早いため、数年前のデザインを使い続けるのは避けたいところです。

季節や流行に合わせた新デザインを追加し、求められているデザインをリサーチして新規メニューに反映させましょう。

定番メニューに加えて選ぶ楽しさが増えるほど、リピートにつながりやすくなります。

期間限定メニューやカスタマイズ性の高いメニューも効果的です。

また、料金設定の見直しが必要なケースもあるため、サービス内容と価格のバランスを整える意識も持ちましょう。価格がサロンの提供価値に合っていなければ、再来店にはつながりにくくなります。

成功事例をマネしてお客が来ないネイルサロンから脱出

経営は成功者のやり方を真似るのが成功への早道です。実際に集客に成功しているサロンの事例を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. リピーター戦略で年商3000万円を達成｜整体・エステサロン
2. チラシ集客で月商100万円を実現｜自宅エステサロン
3. 積み上げ型集客で売上330万円を達成｜産後・ダイエット専門サロン夫婦

1. リピーター戦略で年商3000万円を達成｜整体・エステサロン

この動画は、兵庫県の整体・エステサロン経営者の事例です。

総額230万円投資して失敗したあと、月60万円前後の売上を上げられるようになるまでのお話です。

売上向上に直結した施策は、顧客に対する提案内容と、それをおこなう経営者のマインドセットの変化でした。

どうしていきたいのか・どうなりたいかなどの夢目標を作ってもらい、既存顧客との関係を構築していきます。

お客さんが抱える深い悩みを打ち明けてもらえるようになり、その情報に基づき、体を変えるための提案ができるようになったそうです。この深いコンサルにより、お客さんからの信頼が上がっています。

2. チラシ集客で月商100万円を実現｜自宅エステサロン

この動画は、茨城県で自宅サロンを経営されている方の事例です。月20万円程度から月100万円達成までの道のりが分かります。

集客の施策として、チラシの配布を強化しています。配布する範囲を近所だけでなく、広範囲に広げて休日にポスティングを実施し、配布枚数を大幅に増やしました。

結果として、一度に1,800枚のチラシを配布したところ、7人の新規顧客が来店するという成果を上げました。

3. 積み上げ型集客で売上330万円を達成｜産後・ダイエット専門サロン夫婦

産後・ダイエット専門サロンを運営する夫婦は、売上が月30万円と伸び悩んでいました。しかし、僕のコンサルで指導している積み上げ型の集客を駆使することで、月337万円まで売上を伸ばしています。

集客面では、元々速攻型はできていたため、積み上げ型に取り組みました。Instagramの配信やLINEのリストに対する投稿などを重視していました。

講座前は予約のオファーだけをかけていたそうです。自分の価値観やお客さんが見たときに「ここに行きたい」と感情を動かすような投稿を意識していました。

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