「自費メニューを取り入れて経営を安定させたい!」
「取り入れる方法は?」
「何に気をつけたらよい?」
整骨院・接骨院を展開していて、保険適用外である自費メニューを導入しようと検討している方も多いでしょう。
しかし、導入する流れがわからず戸惑っていませんか?
いきなり自費メニューを導入するのは勇気が必要ですよね!
ただ、自費メニューの導入は慣れてしまえば簡単です。正しいステップを理解し、経営を安定させましょう。
この記事では、治療家のプロとして毎月150万円以上を稼いでいる僕が、以下の内容を解説します。
- 自費メニューを導入するメリット
- 取り入れるステップ
- 活用したいSNS
- 取り入れる際の注意点
なお、僕のコンサル生の久野先生は保険施術から1ヶ月で自費メニューへ移行しています。売上は2倍にアップして、安定な経営の維持に成功している事例です。
真似するだけで整骨院・接骨院の集客とサービス品質が飛躍的にアップする方法を、具体的な内容や注意点とともに解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
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整骨院・接骨院の自費メニューとは?保険施術との違いや必要性を解説
自費メニューとは、健康保険範囲外の治療のことで、美容鍼や小顔矯正などが該当します。
こちらでは、整骨院・接骨院の自費メニューについて、以下の内容を解説します。
- 自費メニューと保険施術との違い
- 自費メニューの必要性
順番に見ていきましょう。
自費メニューと保険施術との違い
多くの整骨院・接骨院で、健康保険の範囲内の治療を提供していますが、それだけではないサービスも存在します。これらのサービスや治療が「自費メニュー」と呼ばれるものです。
- 健康保険対象:骨折や脱臼などの治療
- 自費メニュー:美容鍼や小顔矯正など、健康保険の対象外の特殊な治療
自費メニューは、健康保険の適用を受けられないため、施術を受ける際には直接費用を支払うことになります。
これにより多様な治療やサービスを受けられ、より患者さんのニーズにあわせた治療を施せるのです!
自費メニューの必要性
整骨院・接骨院の保険診療請求額は、減少傾向にあります。主な要因は、政府による規制強化や整形外科の増加です。
また、整骨院や接骨院で保険診療が認められているのは、骨折や捻挫といった外傷です。しかし、このようなケガをした場合、近年は大半の人が整形外科を受診しています。
つまり、保険施術だけを提供していても、患者さんは整骨院・接骨院に来てくれないということです!
自費メニューを取り入れることで、患者さんが整骨院・接骨院へ足を運んでくれる理由を作れます。経営を安定させていくためには、自費メニューが必要になるのです。
関連記事「整骨院・接骨院で保険が使えなくなる?理由や対策・自費診療への移行手順を解説」では、整骨院・接骨院の保険診療について解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
整骨院・接骨院が自費メニューを導入する3つのメリット
まずは整骨院・接骨院が自費メニューを導入するメリットを3つ紹介します。
- 経営を安定させられる
- 差別化できる
- リピート客を得られやすい
以下で詳しく見ていきましょう。
1. 経営を安定させられる
厚生労働省の療養費の推移(平成23~令和元年度)によると、療養費の取扱い額は年々下がっており、平成23年の4,085億円から令和元年には3,178億円まで低下しています。
参照:柔道整復、はり・きゅう、マッサージ、治療用装具に係る療養費の推移(推計)|厚生労働省
以前よりも稼ぐハードルが上がったことがわかります…
このまま保険適用の治療だけだと、売上が伸びず経営が傾く可能性もあるでしょう。
しかし、自費メニューを導入すると一般的に単価8,000円程度は提供できるため、経営を安定させやすくなります。
2. 差別化できる
厚生労働省の平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況によると、2008年の施術所の件数は34,839件で、2018年では50,077件と大幅に増えているのが現状です。
参照:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況|厚生労働省
背景としては、医療専門学校の開校が増え柔道整復師の国家資格保持者が増加し、供給が増えすぎたことが挙げられます。
今後もライバルが増えると予想される中で生き残るには、競合との差別化が不可欠です!
差別化として腕に自信がある方は自費メニューを導入し、確かな技術を提供できればファンがつきやすくなります。
そのため、競合の店舗よりも自分の店舗に来てもらいやすくなるでしょう。
3. リピート客を得られやすい
接骨院の経営において、リピーターの存在は極めて大切な役割を果たします。リピーターの増加は、売上アップに直接的に寄与し、経営を安定させてくれるためです。
競合との差別化と似ていますが、自費メニューを導入して評判がよいと他の店舗に行かず自分の店舗へ来てもらえるので、自然とリピート率が高まります。
しかし、経営を安定させるには、リピート率を上げて自分は集客しなくても半自動的に患者さんが来てくれる環境を作る必要があります!
各顧客のニーズに自費メニューで対応し、リピートしない理由を一つひとつ潰していくことが大切なのです。
リピーターの作り方に関しては、関連記事「【リピーターの作り方の全手順を公開!増やせない原因や獲得事例も紹介」もおすすめです。リピーターを増やすための考え方も書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください!
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整骨院・接骨院の代表的な自費メニュー5選
ここからは、整骨院・接骨院の代表的な自費メニューを5つ紹介します。
- 運動療法・トレーニング
- マッサージ
- 鍼灸
- 産後の骨盤矯正
- 物理療法
詳しく見ていきましょう。
1. 運動療法・トレーニング
運動療法とは体の不調を改善し、予防を図るために行う運動のことを指します。
たとえば、ウォーキングといった有酸素運動は中性脂肪の減少や血糖値の低下が期待でき、糖尿病や高血圧などのリスクを低減します。
運動する刺激による筋萎縮や骨粗鬆症などの予防、ストレス解消によるストレス性疾患の改善にも効果が期待できますよ!
日常での運動療法は、健康の促進や病気・怪我の予防に役立ちます。
2. マッサージ
現代人はさまざまなストレスや体の不調に悩まされいます。
実際、株式会社leopardoが行った調査によると、10代から60代の男女300人のうちマッサージに行ったことがある人は約95%にものぼりました。
参照:マッサージに行く頻度・金額を『アンケート』で調査!世代や男女別の違いも | 株式会社leopardoのプレスリリース
しかし、マッサージを提供する人も増えているので、ターゲットを明確にする必要があります。
たとえば「長時間のデスクワークで肩こりに悩まされているOL」「力仕事で腰の疲労が気になる男性」などが挙げられます。
特定のターゲットに焦点を当てて提供すると、差別化できるのです!
悩みに特化したマッサージを提供し、リピート客を増やしましょう。
3. 鍼灸
鍼灸は、体のエネルギーの流れを正常化し、痛みや不調を和らげる効果が期待できます。鍼伝統的な治療法で、整骨院・接骨院との相性が非常によいです。
長引く痛みやストレスによる体調不良に効果が期待できます!
また、リラクゼーション効果も高く、深いリフレッシュ感を提供できます。
鍼灸は、現代の生活におけるさまざまな悩みの解消に役立ちますね。
4. 産後の骨盤矯正
近年、産後の骨盤のズレが女性の悩みとなっています。産後ケアのひとつとして、骨盤矯正を自費メニューで取り入れてみるのがよいでしょう。
ターゲットは、主に20~40代の女性です。骨盤矯正を理由に1度足を運んでもらうと、その他の体の不調を患者さんが自覚するようになるかもしれません。
つまり、新規顧客からリピーターを獲得できる可能性があるということです!
5. 物理療法
物理療法とは、機器を使っておこなう施術です。代表的なものとして、電気治療が挙げられます。
物理療法では、機器を用意するための初期投資が必要です!
しかし、自動で施術をおこなってくれるため、患者さんの来店効率がよくなる効果が見込めます。
初期投資を回収すれば継続的な収益が期待できるので、導入を検討してもよいでしょう。
整骨院・接骨院に自費メニューへ移行する4ステップ
整骨院・接骨院に自費メニューを導入する際は、以下の4ステップでおこないましょう。
- 移行する期限を決める
- 内容や料金を決める
- 新規顧客はすべて自費で行う
- 告知する
詳しく解説します。
また、関連動画「自費移行の落とし穴と完全移行するための3ステップ」でも、自費メニューの導入について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
1. 移行する期限を決める
計画的な行動が求められる場合、まず自分の中で期限を設定しましょう。
目標に対して期限を設けることで、具体的な行動計画が立てやすくなります!
半年後には完全に自費メニューへ移行するといったように、期限を決めることで進捗の管理がしやすくなるでしょう。
期限設定は、目標達成への第一歩となります。
2. 内容や料金を決める
自費メニューへ移行する期限が決まったら、内容や料金を決めましょう。
まずは市場調査をおこない、患者さんのニーズや競合店の価格を把握します。その後、整骨院・接骨院の特徴や専門性を活かしたサービスを提供し、付加価値を高めましょう。
料金設定はサービスの質や提供コストを考慮し、競争力を持たせる必要があります。
さらに、第三者からのフィードバックを受け入れつつ、柔軟にメニューを調整することも大切です!
3. 新規顧客はすべて自費で行う
これから来る新規顧客への対応は自費メニューで行うべきです。
集客に真剣に取り組む必要が生じ、自費メニューの導入によるサービス向上が期待できます。
完全移行する前から自費で行うことを匂わせることで、説明する手間を省けます!
新規顧客に対しても良質なサービスを提供する努力が、結果的に集客につながるでしょう。
4. 告知する
自費メニューを展開する際は、適切に告知すべきです。告知すると、自費メニューについて知り、関心を持つ可能性が高まります。
もちろん、集客が上手くいかなければ自費メニューへの移行を辞めても大丈夫ですので、まずは期限を決めておきましょう。
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整骨院・接骨院が自費メニューを導入する際の5つの注意点
整骨院・接骨院が自費メニューを導入する際には、主に以下の5つに注意しなければなりません。
- 既存の患者さんが離れる可能性がある
- マーケティング力が求められる
- 価格設定が売上を左右する
- 時間をダラダラ長くしない
- 施術によっては国家資格の取得が求められる
順番に見ていきましょう。
1. 既存の患者さんが離れる可能性がある
「自費メニューを導入したら既存の患者さんが来なくなるのでは…?」と悩む方もいるかもしれません。
実際、その可能性は否定できず、現在治療している保険の患者さんを自費メニューに誘導するのは難しいでしょう。
しかし、そのまま周りと同じ単価で施術していると店舗の差別化ができず、いずれは大型店舗の整骨院・接骨院に患者さんが流れてしまいます。
自費メニューを導入し、自分の価値を高めて単価に合った施術を提供する必要があります!
仮にあなたの保険適用のメニューを展開していた整骨院・接骨院がなくなっても、患者さんは困りません。
あなたの施術に満足していないのであれば他の所へ行くだけであり、納得した人は残ってくれるでしょう。
2. マーケティング力が求められる
マーケティングとは、人々の感情や欲求を理解し、それに対応するものを提供するための戦略です。
自費メニューで患者さんの悩みに対して解決できる技術を持ち合わせていても、マーケティング力がないとお店に来てもらえません。
マーケティングによって患者さんに認知してもらうことが大切です!
とはいえ、なんとなくマーケティングを学んでも効果は出にくいです。目標や目的がないと「SNSでどのような投稿・配信をしたらいいのか?」マーケティングの上辺ばかりを見ようとしてしまいます。
どう見られるようにしているか、またそれに対しての行動は適切なのかを常に考えましょう!
マーケティングに関しては、関連記事「【効果的】集客を成功させるマーケティングのコツ!今すぐやめるべきやり方TOP5も紹介」にて詳しく解説しています。マーケティングの本質についても書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください!
3. 価格設定が売上を左右する
「利益が足りないから」と安易に単価を上げるだけでは、上手くいかない可能性が高まります!
ただ価格を引き上げるのでは十分ではなく、サービスの質や集客戦略の見直しも不可欠です。
「患者さんの悩みに真摯に応える」「他の院とは一線を画する方法でアプローチする」など、価格を上げても納得感を得られるサービスの提供が求められます。
4. 時間をダラダラ長くしない
患者さんが長い施術時間を求めると思っていませんか?実は、時間内でしっかりと問題を解決すれば、彼らは満足するのです。
すべての患者さんに等しく時間を確保するために、効率的な施術が必要です。
過度に時間をかければ、その日の診療が限られてしまいます!
単価8,000円で1人の患者さんに1時間施術する場合、1日8時間の勤務では最大8人しか診療できません。これでは月収は160万円が上限となります。
月収を200万、300万と高めたいのであれば、一人ひとりに過度な時間を費やせないのが現実です!
5. 施術によっては国家資格の取得が求められる
自費メニューのなかには、国家資格がないと施術できないものがあります。たとえば、以下の施術です。
- 鍼灸
- あんま
- 指圧
無資格者による施術は、あん摩マッサージ指圧師、鍼師、きゅう師などに関する法律によって罰せられます!
これらの施術を自費メニューに加える場合は、国家資格の取得が必要です。資格取得の労力や期間をかけたくない場合は、鍼灸師やあんまマッサージ指圧師の雇用も検討しましょう。
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