SNS集客は個人でも勝てる？もう古いと言われる理由や伸ばすコツを解説

「個人でSNS集客を行いたいが、どの媒体がおすすめ？」
「運用を成功させるコツはある？」
「SNSを活用して本当に効果はあるのかな？」

このような悩みを抱えていませんか？

個人でビジネスをしようとして商品を開発しても、集客できなければ売上を立てられません。そこでSNSを活用しようと思ったものの、なかなか人が集まらず苦戦している方もいるのではないでしょうか？

• SNS集客がおすすめな理由
• おすすめなプラットフォーム
• SNS集客をする手順

なお、僕のノウハウを実践した受講生の竹内先生は、SNSを活用して売上180万円を達成しました。とくにInstagramの運用に力を入れており、以下の動画では成功の秘訣をヒアリングしています。

SNS集客を成功させて売上をアップさせたい方は、ぜひ最後までご覧ください！

個人のSNS集客はもう古い？3つの理由と解決策

「SNS集客はもう古い」という言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。その理由は、主に以下3つです。

1. ユーザーに情報が届きにくくなっている
2. 企業の力が強くなっている
3. 広告効果が低下している

たしかにSNS集客は、従来の方法だとあまり効果を実感できないかもしれません。しかし、戦略を練って取り組めば、ちゃんと効果を感じられる集客方法です。

1. ユーザーに情報が届きにくくなっている

SNSには、さまざまな情報があふれています。そのため「届けたい」と思っているユーザーに届かずに終わってしまっている恐れがあるのです。

解決策として、ターゲットの狙いを絞ることをおすすめします。100人に届く内容よりも、1人に響く投稿を意識しましょう。

たとえば、ダイエットに関する情報を発信するのなら「出産後に体重が戻らなくて悩んでいる主婦」「ダイエットしつつ筋肉をつけたい会社員の男性」など、ターゲットを絞り込みます。

多くの人に届く内容にしようと思うと、投稿内容に一貫性がなくなってしまい逆効果です。ターゲットを明確にして、その人に響く情報を発信しましょう。

2. 企業の力が強くなっている

SNS集客をしているのは、個人だけではありません。近年では、企業も積極的にSNS投稿をおこなっています。

たとえば、ローソンの公式X（旧Twitter）は、フォロワー834万人ほどの人気を誇っています（2024年4月時点）。

個人が企業に勝つためには、戦略を練ってSNS投稿をおこなうことが大切です。とくにおすすめなのは、ユーザーとのコミュニケーションを意識して、積極的にやり取りをすること。

積極的にやり取りをすることで、自分のファンを増やせます。結果、集客に結び付くのです。

3. 広告効果が低下している

しかし、広告を打ったとしても効果を感じられない傾向にあるのです。

たとえば、YouTubeでは「YouTube Premium」という、動画の広告をオフにする有料サービスを展開しています。プラン加入者にはYouTubeの広告が届かないということです。

広告効果が低下しているからこそ、費用対効果を考えながら広告を利用する必要があります。

なお、個人におすすめしたいのは、PPC広告です。

PPC広告は、表示された広告が1回クリックされるごとに課金される仕組みです。

出稿停止や再開が簡単にできるため、集客をしたくなったら再開したり、訴求部分が悪いと感じたら修正したりと柔軟に対応できます。

PPC広告について詳しく知りたい方は、関連記事「【アクセス増】PPC広告を自分でやる際の5つのポイント！メリットや注意点・広告費の考え方も解説」をご覧ください。

個人にSNS集客をおすすめする5つの理由

個人でビジネスを行ううえで集客する方法は複数あります。

こちらでは、SNSを使った集客がおすすめな理由を5つ解説します。

1. 無料で始められる
2. 自分の価値観を届けられる
3. 多くの人に認知してもらえる
4. 消費行動が変化している
5. 他の施策と掛け合わせやすい

順番に紹介していくので、ある程度理解している方も復習がてら読み進めてみてください！

1. 無料で始められる

SNSは登録料や月額がかからず、誰でも無料で気軽に始められるのが特徴です。

ホームページやポスターを使って集客するとなると、制作する際にコストがかかります。費用はかかったものの人が集まらなければ、赤字になってしまいますよね。

その点SNSは初期費用がかからないので、リスクが少なく安心して始められます。たとえ売上が0だったとしても、生活が苦しくなることはないでしょう。

2. 自分の価値観を届けられる

SNSはユーザーと相互にコミュニケーションが取れるので、自分の想いを届けやすいです。

ポスターやホームページは、ユーザーが書かれていることを一方的に見るだけです。しかしSNSは、こちらが価値ある情報を提供するのはもちろん、会話をしたりリアクションをしたりできます。

また、ファン化しやすいので、自社の商品を買ってもらえる確率も高いといえます。

3. 多くの人に認知してもらえる

インターネットの発達により、SNSの利用者は増えつつあります。国内で最も利用者数の多いSNSはLINEであり、9,300万人の方が利用していると報告されています。
参照：LINE広告-9300万人に届く｜LINE for Business

日本の人口が約1億2,000万人なので、4分の3以上の人に認知してもらえる強力な集客方法といえるでしょう。

多くの人に認知されればその分売上も高めやすいので、効率的なビジネスができるでしょう。

4. 消費行動が変化している

一昔前までは、企業のホームページを見たり店舗に訪れたりしてから商品を購入するのが当たり前でした。

しかし今は、SNS上で商品を購入できるので、アプリ内で消費行動が完結しています。

• URL
• 電話番号
• 予約

「タグる：ハッシュタグ検索する」という言葉が生まれたように、GoogleよりもSNSを使って商品を購入する機会が増えているのが実情です。

そこでSNS集客を利用すれば、個人であっても売上を立てやすいといえるでしょう。

5. 他の施策と掛け合わせやすい

SNS集客は最初に労力が必要ではあるものの、慣れてくれば稼働せずとも効果が見込める方法です。

そのため、SNS集客を他の施策と掛け合わせると、大きなシナジー効果を期待できます。

また、SEOをメインに集客を行っている自社メディアへも、SNSを利用すれば流入増加を期待できます。

今は企業ドメインが強い傾向にあるので、個人で売上を高めるにはSNSとの連携が必須といえるでしょう。

個人のSNS集客におすすめのプラットフォーム5選

SNS集客をするといっても、いろいろな種類があるのでどれを利用すればよいのかわからない方もいるでしょう。

そこでこちらでは、おすすめのプラットフォームを5つ紹介します。

1. YouTube
2. Instagram
3. LINE
4. Facebook
5. X（旧Twitter）

それぞれの特徴を解説するので、自分に適しているものは何かを考えながら読み進めてみてくださいね！

1. YouTube

YouTubeはGoogleが提供する動画プラットフォームであり、国内の利用者数は7,000万人を超えます。
参照：Think with Google

YouTubeであれば、自分の持っている情報を動画でわかりやすく伝えられます。

ラーニングピラミッドでも、ただ文章を読むよりも動画で学習したほうが記憶の定着力が高い（約2倍）とあるので、集客には適しているといえます。

2. Instagram

Instagramは、画像や動画などのビジュアルメインのSNSであり、国内で3,300万人が利用しています。
参照：Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて

• リール
• ストーリーズ
• フィード投稿
• インスタライブ

などの機能があり、情報を多角的に伝えられるのが特徴です。

また購入意欲が高いユーザーが多い傾向にあり、Instagram公式によると以下の内容がわかりました。
参照：Instagram公式サイト

• 90％がビジネスをフォローしている
• 3分の2がブランドとやり取りしている
• 50％が広告を見るとブランドへの興味が高まる

多くの人が購買活動を行っているので、SNS集客をするのであればInstagramはおすすめです。

なお、僕もInstagramで発信をおこなっています。店舗経営にまつわるノウハウをまとめており、2024年4月時点ではフォロワーは1万弱です。

3. LINE

LINEは国内の利用者数が9,300万人を超えており、多くの人に利用されているSNSです。

ビジネスシーンで利用する際は公式LINEと呼ばれるアカウントを作れるので、プライベートとは分けられるのがメリットです。

公式LINEアカウントを利用すれば、以下のような機能を利用できるようになるので、売上アップに貢献できるでしょう。

• ステップ配信
• 一括配信
• 自動応答

情報の拡散力はないものの、ユーザーと1対1で会話できるため、商品を訴求するには適したSNSといえます。

なかには、月商400万円を突破した方も。実践者の平均月商は3.7倍になっているので、再現性の高いSNS集客を学びたい方は、以下から無料メルマガに登録してみてくださいね！

4. Facebook

国内で2,600万人と、他のSNSに比べて利用者数は少ないですが、信頼性が高くビジネスシーンで利用されるケースも多いでしょう。
参照：フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー – CNET Japan

また利用ユーザーも年齢層が高めの方が多く、一番利用者の多い年代は30代となっています。対してTwitterやInstagramは20代の利用者数が一番多く、ターゲットとなるユーザーの属性にあわせてSNSを分けるべきといえます。
参照：令和２年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

5. X（旧Twitter）

X（旧Twitter）は、拡散性が高いSNSです。リポスト（リツイート）という機能があり、さまざまなユーザーに情報を届けやすいのが魅力です。

Xでは「スペース配信」の活用がおすすめです。スペース配信は、フォロワーに向けてリアルタイムで声を配信できるサービスです。

フォロワーと密なコミュニケーションが取れるため、自身のファンを増やせる利点があります。

なお、僕も以下のXのアカウントを持っており、毎日投稿をしています。

「どんな発信をすればよいかわからない」「投稿するネタがなくて困っている」という方は、ぜひ僕のアカウントを参考にしてみてください。

個人がSNS集客を始める手順5ステップ

SNSを使って集客するには、ただ闇雲に運用すればよいわけではありません。こちらでは、SNS集客を始める手順を5ステップで解説します。

1. アカウントの運用目的を決める
2. 利用するSNSを決める
3. ロールモデルを決める
4. 相手の興味がある内容を発信する
5. 広告で一気にリーチをかける

順番に解説するので、実際に手を動かしながら読み進めてみてください！

1. アカウントの運用目的を決める

発信を始める前に、まずはアカウントの目的から決めましょう。

何のためにSNS集客をするのか明確にしておかないと、発信の軸が定まらずユーザーの心に響かないコンテンツとなります。結果として、集客効果が見込めず、そのまま撤退してしまうことになりかねません。

• 誰に対して
• 何の発信をして
• どうしたいのか

を決めておくと、投稿にも統一感が出るでしょう。

なお運用目的については関連動画「【SNS集客】インスタやYouTubeで発信する前にするべき準備【治療院 接骨院 経営】」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

2. 利用するSNSを決める

運用目的に基づき、どのSNSを使って集客するのか決めていきましょう。

本記事中の「個人でSNS集客をする際におすすめのプラットフォーム5選」でも解説しましたが、SNSにはそれぞれ特徴があります。

ターゲットの属性に合ったプラットフォームを使わなければ、狙った顧客を集められず売上は高まりません。

ある程度信頼関係を築いてから、一人ひとりと深く会話できるSNSへ移行するのが定石です。

3. ロールモデルを決める

SNS集客は、自己流で行ってもうまくいきません。大切なのはロールモデルを決めて、その人を徹底的にパクることです。

• プレゼント
• 肩書き
• プロフィール
• 投稿内容
• 雰囲気

などを入念に観察して、どうして伸びているのかを考えます。プレゼントは実際に受け取ってみて、内容も確認するようにしましょう。

真似するのは悪だと感じるかもしれませんが、素人が0から集客するのは難易度が高いです。すでに結果を出している人を参考にすると、再現性高く成果を出せるでしょう。

なお参考にするアカウントは、フォロワー数や反応を見て、最後は自分がよいと思った方を選べば問題ありません。

自分が好きな投稿は真似がしやすく、継続するにも苦痛を感じないためです。

4. 相手の興味関心がある内容を発信する

ロールモデルの投稿を参考にしつつ、ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツを発信していきましょう。SNSの利用者は関係ないと思った投稿は見ない傾向にあるので、自分ごととして意識させる点が重要です。

また顧客のなかには以下2つの特徴があり、それぞれによって届けるべき内容は異なります。

• 今すぐサービスを求めている人：自分の実績や詳細な情報を届けて信頼を得る
• いつかサービスを受けたい人：すぐに売り込まず、今の状況が少しでも改善するような方法を伝えて、見込み客になってもらう

見込み客と継続的な関係を築くことが大切です。

5. 広告で一気にリーチをかける

ユーザーのなかには「本当に購入してもいいかな」「もう少し検討してから買おう」と考えている方もいます。

そういった方達の背中を押すためにも、広告を使って一気にリーチをかけましょう。魅力的なアプローチをして「お得なキャンペーンをしているなら行くしかない」と、購入意欲を高めてください。

見込み客を失わないためにも、最後の一押しをしましょう。

個人がSNS集客を成功させる5つのコツ

個人がSNS集客を成功させるためには、以下5つのコツを実践してみてください。

1. 投稿を継続する
2. 3秒でフォローしたくなるプロフィールにする
3. ユーザーに合った雰囲気にする
4. ストーリーズを使って集客を加速させる
5. さまざまな集客方法を併用する

順番に見ていきましょう。

1. 投稿を継続する

ホームページやチラシは実行すると、即座に結果にあらわれるので継続しやすいでしょう。しかし、SNSはすぐに成果が出るわけではないので、挫折してしまう人が多いです。

SNSを継続するためには、ユーザーの購買決定プロセスとして知られるAIDMA（アイドマ）の法則を理解しておくとよいでしょう。

SNSは潜在ニーズを深掘りする「Attention：自分のことを知らない人に認知してもらう」のフェーズなので、目に見える成果が出にくいのが特徴です。

しかし、基盤となる部分であり、ここを乗り越えれば売上がアップしやすくなるでしょう。

2. 3秒でフォローしたくなるプロフィールにする

印象は3秒で決まるといわれており、フォローされるには、一瞬で魅力が伝わるプロフィールにする必要があります。

• 何を発信しているのか
• どのような実績があるのか
• フォローしてどのようなメリットがあるのか

これらを記載しておくと、ユーザーからの第一印象で「なんかよさそう」と思われて、投稿を見られるようになります。

プロフィールが適切でないとコンテンツを見る気にもならないので、入念に設計をしておきましょう。

ここだけでしか受け取れない有料級特典が満載なので、ぜひお気軽にご登録ください。

3. ユーザーに合った雰囲気にする

投稿のデザインは、適当に伸びそうな配色にしていると感じている方もいるかもしれません。しかし運用に成功している方は、ターゲットとなるユーザーの属性に合わせて、絶妙な雰囲気を設定しています。

たとえば以下のような投稿があれば、見てみたいと思えるのではないでしょうか。

見やすい投稿にするためには、以下の要素を整えて、ユーザーの視点に立つことがキモになります。

• アイコンの写真
• 投稿の雰囲気
• 色合い

自分が閲覧者になった気分で、投稿を俯瞰してみると魅力的なアカウントとなるでしょう。

4. ストーリーズを使って集客を加速させる

SNS集客を成功させるためには、Instagramのストーリーズを使うのがおすすめです。

実際にフォロワーが10万人いても集客ができておらず月商90万円の方がいましたが、ストーリーズ戦略を活用すると300万円を超えました。

また教育ができるので、集客した後のリピートもしやすい傾向にあります。伸び悩んでいる方はInstagramの活用も検討してみてくださいね！

5. さまざまな集客方法を併用する

SNS以外にも、利用できる集客方法はさまざまです。たとえば、チラシやホームページなどが挙げられます。

チラシはポスティングやビラ配りなどで、すぐに成果を感じやすいです。しかし、継続的に配布し続けなければ、集客は見込めません。

一方、SNSは集客に時間がかかりやすいものの、将来的に少ない稼働で大きな効果を感じられます。

つまり、チラシとSNSを併用すれば、お互いのデメリットを補えます。結果、高い集客効果を得られるのです。

チラシを活用した集客については、関連記事「【メリットばかり】チラシ集客は効果的？作り方7ステップや作成のコツ・テンプレートを紹介」にて詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。

個人がSNS集客をする2つの注意点

個人でSNS集客をする際は、以下2つの点に注意しつつ運用をしてください。

1. 炎上するリスクがある
2. 中長期的な運用をする必要がある

順番に解説するので、ご自身の運用に当てはめながら読み進めていきましょう。

1. 炎上するリスクがある

SNSは、間違った情報を発信したり周りを敵に回すような発言をしたりすると、炎上してアンチに攻撃されるリスクがあります。

多くのユーザーが利用している反面、情報が出回りやすいのも特徴です。悪い噂が出回れば、あっという間に拡散されるでしょう。

2. 中長期的な運用をする必要がある

SNSはチラシやポスターと違い、やっても結果が出ないケースがあります。

たしかに初動は遅いですが後から伸びてくるので、チラシのようにバンバン投稿しなくても、少しの労働で大きな成果を上げられるようになります。

中長期的に運用すると大きな成果に結びつくので、先を見越した行動をしておきましょう。

ぜひこの記事を参考に、個人でもできるSNS集客戦略を試してみてくださいね！

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